水曜日に、高知県に流れる清流

四万十川最上流にかかっている沈下橋へ、源氏ボタルの撮影に向かう

 

実はその二日前にK先輩から見事な

源氏ボタルの乱舞写真を見せられていた・・・

 

通称「コウメ太夫発動」と呼ばれる

ちくしょ~~~~

状態で、自分の中では最短の日程で挑んだ

 

40分ほどのすべてのカット(自動車のヘッドライトカットは除いた)を比較明

 

K先輩のカットはこんなものではなかった

沈下橋がシルエットになるほどの大群の乱舞であって

どうやらそれがピークでもあったようだ・・・

 

今年は姫蛍の神社と言い、源氏蛍までも

先を越された・・・

しかしK先輩はタイミングの取り方が素晴らしい

 

こういう籤運が無い私は、いつも指をくわえるばかりなのだ

もう指先が溶けて無い!

 

で、水曜の午後八時

上弦に近い月が西の空に浮かんでいたが、曇っていたのでかなり暗くなった

 

これが木曜の午後八時

 

嘘みたいだが、一日違い

つまり月齢が1上がりほぼ上弦の木曜

 

晴れてしまった!(晴れてしまったという表現は変な気もするが)

 

全く同じ露出

ISO1600 F2.8 20秒

ボデーもレンズも同じ・・・

 

沈下橋に水平に構えているのであまり月明かりの

風景に対する影響は見られないが、沈下橋を見下ろすカットは

橋の明るさが顕著だろう

 

仕掛けて、ベンチに腰掛けて

弁当を喰うのに手元が見える

 

木曜の晩は「闇弁当」を喰わずに済んだ・・・

 

カメラの時計で時間を見ているので

ほぼ午後8時ちょうどの(誤差39秒以内)カットを選んだ

 

さすがに8時になれば暗い筈なんだが

夏至に近い

 

アップにしたらちゃんと蛍は出現している

沈下橋にピントを合わせているので

背景の蛍は少しピンボケ

 

さすがに遠景でも100mmのF2.8という絞り値では

これほどの被写体(被写界)深度なのだ・・・

 

なんだかlineでK先輩から月明かりの影響はないですか?

という質問が来ていたが、既に見透かされていたか?

 

この橋の源氏ボタルの撮影は、今年はこれで最後にしましょう。