森の中や沢山のホタルが乱舞する竹林のランドスケープ
それは自分でも幻想的な、何とも言えない
幸福な時間を自然と共有する一瞬です
写しているだけで気分は高揚し
孤独感も世俗のいやなこともすべて忘れ
自分が、いま存在するという哲学めいた感じになってしまいます
で、最近お気づきでしょうが
寺社仏閣
特に神様の領域で姫ボタルを写しています
それは、まあ景色があって
そこに姫蛍が飛ぶという、環境の記録でもあり
写真として「日本的な雰囲気」が出るというものです
NY在住のHASHI先生は、その日本的なスピリチュアルな雰囲気を
大変気に入っていただけたようで、光栄でした。
生活環境で、私、というか私たちはたいそう写しやすい場所にいるのです
遠くからやってきて、残念な日もあれば、
ピークにあたってラッキーという日もあるでしょう
私が高知県内に撮影を集中しているのは、
県外にもいい場所がいっぱいあるのは判っていますが
まだまだ地元を突き詰めていないからという理由と
何度も通って、自分の思い描いた写真にするために
県内という線引きを作っているのです
海外へ行くのは、また別の刺激が欲しいからで
近場と遠くの二極は、遠ければ遠いほど
環境要因が違えば違うほど
自分の住んでいる町がとても素敵に思えるからですね
ま、そんな事はどうでもいいのです
その神様シリーズにどうしても入れたい一枚!
夜の公衆便所・・・かなりの昭和!
タイトルは「トイレット姫」もしくは「トイレの姫様」でしょうか?
*冗談ですよ!
場所が判っているのにだーれも写さない・・・
ここはお気に入りの場所なんですが
確かに、晴れが続くと強烈に臭います
この日は大雨の後だったので臭いがかなり薄らいで
照明を仕込むのが楽でした
今期は少し改造した、色温度の低い照明でやっています
本当はトイレに迷い込む蛍が居たら、その一枚で仕上げてみたいものですが
トイレには神様がいると歌に歌われて
小さいころからそう言い聞かされてきましたので
私にとって、ここも神様の住処ではあります
臭い神様ですが
写真は臭いませんのご安心ください!
SONY α7RⅢ
Viltrox AF 16mm f/1.8 (Sony E-Mount)
ISO2500 F2 25sec 選り抜き45分の比較明