ポラロイド6901996年3月発売) - 折りたたみ式一眼レフインスタントカメラ。「690SLR」と書かれることもある。日本では2002年まで発売された。超音波によるアクティブ方式のオートフォーカス。木村拓哉主演のドラマ「ギフト」で使われ、脚光を浴びた。

 

このカメラが動くかどうかは、フィルムを買わないと判らない

 

意味不明でしょうが、フィルムには内蔵電池が仕込まれており

それを電源にカメラが動くという代物

付属のクローズアップレンズ

これもけっこうな高値で取引されている

 

全てはキムタクのおかげ?

 

 

金曜に注文したアマゾンで土曜日にはフィルムが届いた

8枚で約4000円

 

 

 

このフィルムは600シリーズと言います

同じ規格(寸法)でiシリーズがあります

 

iシリーズには600フィルムが使えますが

逆は出来ません

それはフィルムパックに電池が入っているか無いかで

電池が入っている600はiシリーズへ装填、使用出来ます

iシリーズは電源がボデー側にあり、

したがってiシリーズのフィルムには電源が入っていないために

iシリーズフィルムを600へ入れても電源が無いので動きません

電池分の価格差が出ますのでiシリーズフィルムは8枚で3000円くらいです

 

最初の方はSX-70です

今もSX-70と600とiシリーズのフィルムは生産が再開されて販売されています

消費期限ではなく製造年月ですね

売れているんでしょうか?

 

パックを開けるとシースに入ったフィルムが出て行きます

上の壱枚は遮光版

カメラにフィルムを入れると遮光版が飛び出て自動的にスタンバイ

 

問題が唯一

発売当時2000年前後は10枚撮りでした

逆算式ですので、最初が10で始まります

再生産されたフィルムは8枚撮りになっています

つまり、この状態で残りは2枚という事です

酔っ払って写していたら多分壊れたのか?と思いますね??

このカメラは発売から20-25年を経ていますが

大概のカメラがフィルムを装填すれば息を吹き返します

 

アメリカのカメラです

 

非剥離式拡散転写式フィルムです

ポラライザーというと偏光板とか偏光フィルターですが

偏光板の特許で大もうけした創設者がポラロイド社を作り

その途中でこのインスタント写真を発明しました

 

ポラロイドはKodakと裁判になり、勝ってしまった見返りに

乳剤をKodakから買えなくなってしまいました

その時に乳剤の供給先がフジフィルムに変わります

ポラロイドの特許が切れると同時期にフジは「チェキ」

を発売するわけです・・・

ノウハウはポラロイドから受け継いでいますが

チェキは生き残り、その後

ポラロイドの工場は、有志が再建したので

今、非剥離式拡散転写式フィルムが二種類

この世に存在するのです

 

約一枚500円です

 

これをどうとらえるかは個人の裁量でしょうが

アルバイトの賃金が1000円弱と考えたら

30分働いてフィルム一枚と考えると

少しもったいなく考えます

 

貧乏性な私です・・・

 

スマホの写真をプリンターへ転送すれば同様の時間で

写真はプリントできる時代です

 

ただ、フィルムから絵が出てくる事の不思議

時代のあだ花ではなく、人間の英知と努力が

詰まっているわけですね

 

 

 

かのジョブスを育てたと言っても過言ではないランド氏の業績は

この一冊に集約されています。

 

是非一読を!