ベローズアタッチメント

昭和の時代の高倍率の接写を可能にする

いわゆる、大型カメラの仕組みを模した

接写装置です

 

でですね、パット見たら

NikonFマウントだろうと思いました

雑なつくりですが、まあ必要十分です

 

Nikonマウントだと思ったのがこれ

 

電気接点が無いので、いろんなレンズが使えます

 

で、よくよく調べたらCANON EF (一眼レフ)マウントでした

前もそうです・・・

 

5秒悩みました

 

夢を見ているのでしょうか?

 

前も後もEFマウントだと

目に見えない電気のケーブルが入っているのかと?

 

というのもCANONはAFの一眼レフを出す折に

マウント変更の大ナタを振るいます

 

ミラーレスでも変えましたが

当時の世間の大騒ぎは、気でも狂ったのか?!

と言わんばかりでした

 

実はこの商品には致命的な欠点があります

お判りか?

レンズをとり付けて絞りを開閉するのに電気がいるのです

どうやってレンズの絞りを動かすの?

 

ボデーのスイッチをONで、EFレンズを外せば

絞りは開放のままです

 

ボデーのスイッチをOFFでEFレンズを外せば

絞りは最小絞りに絞り込まれてしまいます

 

このベローズは電気の配線が無いという構造上

レンズの絞りがコントロールできません

 

オートマチックの車を買ったら、アイドリングか全開しか選べない

オーディオを買ったら聞こえるか聞こえない程度の音量か大音量の二択しかない

 

いかがでしょう

 

そんな商品を今まで見たこと無かったのですが

これがそうです

 

接写をするのに絞りは絞って使いたいのはレンズの性能を高めるため

でも最小絞りは、ピントが甘くなる

 

開放か、最小絞りか

 

踏ん切りが良いかもしれないけれど

カメラの機材としては

 

0点

 

論外だと思ったわけです・・・

 

笑うに笑えない不思議な商品とでも言い換えましょうかね?

 

買い物ではないのでネタとして・・・