今日明日と二日続けて人物撮影
簡易スタジオを作って、一人づつ撮影するパターンと
メインカットのA3程度に引き伸ばされるカットの撮影
これは小さいカットをマイクロフォーサーズ(MFT)
2000万画素で撮影して有り余る感じ
見開きは簡単な計算で3600万画素くらいほしいから
4000万画素越えの
フルサイズミラーレスデジタルカメラ・・・
*マイクロフォーサーズはミラーレス機材しか無いです
まず、フルサイズミラーレス
Nikon Z7Ⅱ
レンズはAF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
まあ使うことは無いが・・・スタンダードレンズで
SONY EマウントアダプターでAFが動くAF-Sタイプレンズとして買った
やっぱり使わない!
さすがに広く写りすぎるので
レンズを85mmに変更
ZEISS Otus 85mmF1.4 ZF.2
ISO64 F4 1/80sec もっと絞りを開けたかったが・・・まあ十分
ちいさなSNS 用のカットで恐縮だが
この二枚の写真は、比較するのもばかばかしいほど85㎜が美しい
なんだろう、抜け感というか
空気の雰囲気が見て取れる。
結局50mmは使わず・・・
明日の撮影でもう一回このカメラを使う予定があるので
一応置いておくが、同じ一眼レフ用の設計でも、こうも違うかと
なんだかな~と感じます。
*個人の感想です、くれぐれも・・・
で、別の部屋を開けてもらって
OM-1m2(MFT)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROⅡ
こちらは初期感度がISO200 絞りはF8で
もちろんAFでバンバンピントが合うので顔認証を掛けて
AF-Sでどんどんシャッターを押すだけ
2000万画素でも画素数が多いカットなのでこれで必要十分
カメラのレンズも良くなってきたので
ミラーレス専用レンズが良いのは判っているが
このフルサイズ一眼レフ用に設計されたレンズはまだ手放せない
順光のべた光線で、写したらそんなに差が無いかもしれないが
少し逆光気味になってくると立体感が増すように感じる
*くれぐれも頭のおかしな爺様の個人的感想です
解像度だけが増すとレンズの描写はねっとりと
少し滲んだように見えるのは
フィルム時代から変わりはなく
レンズのMFT(マイクロフォーサーズではなく特性曲線の略)で、
コントラストの良いレンズが、抜けが良く見えるのは
ZIESSのレンズで思い知った。
手前みそだが
このZEISS OtusのRAWデーターをACRへ持ち込み
レンズ収差補正を掛けてみてもほとんど収差が無いので
かなり詳しく観察しないと画面の変化が無い
最近はこのレンズに収差補正を掛けるのを止めた
収差補正は良いようで解像度は下がるし
画角が変化するのでインテリアの広い絵では不利になる
ミラーレス時代になって確かに安いズームも
恐るべき性能になったと感じる
それでも、レンズ収差補正を掛けるか掛けないか
RAWデーターで確かめてほしい
高倍率ズームやキットレンズとしてカメラとセットで売られる
通称撒き餌ズームがどれだけ自動の収差補正に依存しているか?
荷物は重くなってしまうが、体力の続く限り
単レンズを大切に使いこなしたい
同じクライアントさんで毎年撮影するたびに
使用機材が変わるなんて、なんて贅沢というか
バカなことをやっているんだろう・・・
今日も朝から続きの撮影三昧、
がんばって今日も現場へ出勤です