1984年に写された友人のネガをデジタル化してお届けしています
さて、友人の旅も終盤に向かって大移動が始まります
成都の最終日に当たりますが
成都最終日だと思われるカットは
劉備玄徳と諸葛孔明を祀る「武候祠」
扁額の「漢昭烈廟」は三国時代の蜀漢皇帝劉備を記念して建てられた廟で、
四川省成都市武侯区にあります。
門の銘板には清代に刻まれた「漢昭烈廟」の四文字だそうです。
中国の国務院が1961年に初めて公布した全国重点文化財保護単位。
交通機関は現在、地下鉄「武侯祠駅」が建設されています。
成都の名物赤い壁と竹林もこれで見納めでしょうか?
なかなかフォトジェニックと言うか、作画がこなれてきた感じ・・・
いよいよ成都とお別れです
で、ここからですが
いきなり重慶へ移動していました
この建物は、当時、中国共産党西南局書記を務めていた鄧小平が推し進め、1951年6月にはじまり、1954年4月に完成した建物なので、もう70年(2024年現在)を経てなお大事に残されています
*撮影は完成から30年後の1984年です
大きな建物は、社会主義国のシンボルと言うか常套手段でしょうか?
ブルガリアの旧ソ連共産党ホールなどが思い浮かびます
1984の庶民の家並みはこんな感じ・・・
もう絶対に見られない光景です
この人込みをかき分けて
彼が重慶で向かった先は
こんな軽便鉄道(けいべんてつどう)に乗って何やら高台へ移動します
この写真を見たときにこれは「モノレール」か?とも思いましたが
重慶のモノレールは 1991年、に新都市計画の中で3本の軌道交通ルートを設ける方針を打ち出したが、この時点で、既にモノレールの導入は具体的に念頭にあったようだ。
日本と重慶のモノレールの話はこちらを
https://www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000375.html
この写真を見て、あ!この先は・・・と判る方は
生抜きの重慶市民かかなりの中国マニア
今も重慶の観光地としては名高い
「重慶動物園」へ向かっているのです・・・
続きは、重慶動物園の目玉展示動物で・・・