OM-1でやりたいこと

 

カメラ任せの深度合成!

 

三脚へ乗せるために手振れ補正を切ります

*この表示オリ・ユーザー以外から入ってきたら、手振れ補正と判りにくいかも?

 グラフィック(ピクトグラム)で簡単にできないかと思いました(個人の感想です)

 

デフォルトの設定画面

ONにして枚数、8とステップ5を確認(デフォルト)

枚数は撮影枚数そのものですが、ステップはピント送りの間隔調整です

 

何も考えずにデフォルトでさつえい

判りにくいですが、あえてF4 前後がぼけています

ピント位置は上のラフランスのヘタ部分

 

8枚撮影のステップ5の深度合成

*画像が一回りクロッピングされていますが、これはピントを前後に動かした時に起こる画角の変化を加味して大きくなっているようです。もちろん手持ちでもできますので(その場合手振れ補正はON)その対策も兼ねているようです・・・

 

前後にしっかりピントが合いました

 

ちなみにですね、画像が拡大されると言っても

センサーがクロップされて、画素数が減るわけではなく

合成前の画素数と、合成後の画素数は一緒ですね

やってみて疑問も解けました・・・

 

15枚に設定しましたが、ステップを変えないと意味は無いです

一枚目のネタにピントが合っている場合

 

1/15枚目、実際には15枚の内二枚目のカットですが

思いっきり前ピンになっていますので意味がないカットになります

 

15/15枚目

これは逆に、思いっきり後ピンになっていますので、これも意味の無いカットという事です

 

 

まあ前後の保険カットが増えるだけなので結果は同じ・・・

 

ん?!

 

手前のかごの縁に変な影と言うかしきい値を上げたようなラインが見えます

 

F4で8枚撮影

 

F4で15枚撮影、変な影が顕著です

 

F8に絞り込んで、15枚撮影 んんん・・・なんか違和感を感じるのは私だけ?

どうやらカットとステップの組み合わせなのか、深度合成では

変な影のようなラインが現れるようです(まだ完全ではないのでご注意を)

 

*このフリンジと言うか影のような現象は撮影枚数とフォーカスステップ

 (ピントの送り幅)で改善される実験を翌日再検証しましたので明日の記事も

 併せてご覧ください

 

結局カメラ内で合成しているので、早さはぴか一ですが

結果が完璧に伴うかと言うと何とも言えません

 

カメラ内で深度合成のできない機材でも、必要な一番前にピントを合わせて

後ろへフォーカスブラケットを掛け、フォトショップなどで深度合成は出来ます

ただそれも完全ではなく、合成をしくじった場所を探して手動で直す手間と

この現象に目をつむるかは、個人差がありそうですが・・・

 

んんん・・・・な結果でした。

枚数とステップの組み合わせをもう少し検証して

体感からうまい設定値が割り出せたらいいのですが

機材の進化にまだ異論が湧いてくる感じ

完璧なものは何一つないかな?

 

でですね、OM-1のいいところ

 

今オートフォーカスのターゲットをクロスにしてあります

これだとAFが少しあいまいにあってしまいますね(ヘタの先端に合わせたい)

 

AFエリアの拡大をメニューから任意のボタンへ設定

だいたいこのような撮影ではマニアル露出ですので「露出補正ボタン」へ割り当てました

 

露出補正ボタンを押すとAFの考えるエリアが拡大されそこで、精密なAFが行われます

もう一度割り当てたボタンを押すと全画面に復帰しますが

これは素晴らしい機能です

 

静止画の場合、気分もすっきりするピント合わせです!

MFの場合がまどろっこしいんですが

星空AFといい、OM-1は(このカメラメーカーは)AFで手振れをフルに効かせて

手持ちで何でも撮影しちゃおうという気概が見られます

 

爺様の頭を切り替えないと、訳が分からんなりそうです

 

次はハイレゾショットかな?

 

あ、このセット

F8に絞って一枚撮りしたものがこちら

 

センサーサイズが小さいからF8でも十分な深度があり

これで十分じゃあないと、思ってしまいました

 

ハイテクもいいけれど、これで十分・・・

マイクロフォーサーズ2000万画素

背面照射、積層型センサーへの進化がこの絵を生むのですね

 

あとは高感度特性か?

 

ムムムな結果でした・・・

 

OM SYSTEM(旧OLYMPUS)  OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROⅡ
40㎜端(フルサイズ80㎜相当)でのテスト・・・