室戸市展「写真部門」の審査に呼んでいただきました
だいたい展覧会の審査など、気の小さな私がやると
まんべんなく拾ってしまって、展示がバラエティに富む代わりに
突飛な新人の発掘が難しいかな?
というデメリットがあります・・・
室戸市展のいいところというか、高知県展も見習ってもらえればいいと思ったのが
「無審査」*最優秀を何度か受賞されて、審査を免除された方
も「最優秀賞」だけは取ることができる。という事です
つまり「無鑑査」の作家さんの作品も
「最優秀賞」対象作品として審査されるという事です
もちろん無鑑査の方はそれなりのキャリアがあるわけで
作品が悪かろう訳はありません
で、やはり、今年の私の審査では・・・
そういう事が起こってしまったわけです。
室戸勤労者体育センター(室戸市室津2186-1)
でこの28日より開幕です
だるま朝日や、ダルマ夕日を写しに行ったついででもいいので
ぜひご覧ください
この審査の日はちょうど高知県展の搬出日だったので
皆さん搬出に高知市へ出かけられて、審査後講評には
数名の参加でした
最優秀作品は、ちょっと、もうこれしかないね~
というスポーツ系の作品です
しかも二枚出されていて、絶対的に良いと思われる作品の方だけを
審査対象として、一枚は審査対象外と指示された上での出品です
最優秀
優秀
褒状
奨励賞
の順ですが、この審査方法は目からうろこでした
昔はもっと出品があったけれど
だんだん高齢化と人口減で減ってきたね~
と係の人が言われていました
そもそも趣味というかスマホにSNSなどという遊びが増えて
写真をカメラで写して趣味にしてやろうなんて言う方が減りもしたし
機材は高価になってしまったし・・・
経済的な理由も大きいのではと感じます
まそんな事は置いといて
ぜひ、お立ち寄りください
撮影技術が高い方ほど、これは!
と唸ること請け合いの最優秀作品でした
あ、デザイン・工芸・彫刻、部門の審査員は
小学校の時の恩師です
あの頃から半世紀、自分も歳をとったと感じますし
現役でバリバリ作品を出してくるその審査員の恩師にも
畏敬の念しかありません
審査が終わって、講評を書いて
先生のコーナーを見に行きました
「ん?」無茶苦茶上手な作品が出ているじゃあない??
と裏の名前を見たら・・・
審査員の恩師の作品でした。
思わず苦笑い・・・
令和5年10月28日(土)~11月5日(日)9:00~19:00
※入場は18:45まで/最終日は17:00まで
室戸勤労者体育センター(室戸市室津2186-1)