「 ユウレイタケ 」
と呼ばれる腐生植物です
* 腐生植物とは、種子植物の内で、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するものの総称ですが、最近はこの呼び名を変えようという動きが有ります。
「菌従属栄養植物 」
と呼んだほうが良いという事ですが、面倒なのでそこらへんは省きます
要は、葉緑素を持たないので、色が白い
茸の類(菌類)とはまた違って、菌類などに寄生して生体が成り立つ
というややこしい立ち位置の植物です
正式な名前は
「ギンリョウソウ」
ギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum humile)
なんとツツジ科!
上下の違いは、ちょうど木洩れ日が落ちてきたことだけ
色白さんですから、直射日光では白さが際立ちますが
薄い部分(花びらではないのでしょうが)が白飛びしそうです・・・
たちまち曇ったので
縦位置でパチリ
コイいう株を見つけたら、覚えておいて
来年また見に行くと
株が大きくなっていることが多いです
ただ、最初に書いたように
菌と共生(寄生)していますので、環境要因に大変弱く
あっという間になくなってしまうのが常です
腐生植物では最もポピュラーなものなので
いたるところでこの春先に見受けられます・・・
すこし森に入って
笹や、樹林帯、はたまたキノコが生えるような環境
いろんな場所で見つけます
すべて
SONY α7RⅢ(初代)+Leitz Elmar 65mm F3.5 (VISO/M) 後期型
お気に入りのマクロレンズ一本で散策しました。