未練がましく、泣きの一回という事で
高知県本山町の一本桜へ行ってきました
天気予報が外れて、霧雨
晴れの予報でしたので、超望遠で隣の集落から引き絵を映したかったのですが
結局視界が悪くいつもの道路から
今日は、ただここからこういう風に写せばこの画角という程度でご覧ください
大型の金属製三脚へギアヘッドに載せた機材についている
「手振れ補正」はすべて切りました
電子シャッター+ケーブルレリーズでカメラが原因のブレを押さえています
ISOは100(二台のカメラの最低感度)
色温度はすべて5000K(ケルビン)ACRでアドビカラーの一括処理をしています
SONY α7R3 TAMRON SP 70-200mm F/2.8 G2 (Model A025)
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11(CANON EF-SONY E)
を使っていますので組み合わせはイレギュラーです
裏面照射型センサーと最新設計のズームレンズです
一般的なスタンダート画像と言えます
フルサイズ177mmの画角 F5.6と二段絞りました
三脚へ乗せてレンズの手振れ補正がオンになっていると、必ずブレていました
ボデー側の手振れ補正は切っているのですが、要注意です
作例はすべて手振れ補正はOFFです
何も問題はなく桜の根元の肌もしっかり写っていましたTAMRON
の最新レンズはどれもけっこういい感じに写ります。コスパ最高!
と褒めてあげたいレンズです・・・
ここから FUJIFILM GFX 50S
Hasselblad ZEISS Sonnar CF T* 250mmF5.6
F8 1/2に絞っています
当たり前のように破綻の無いレンズです、最近は捨て値で売られているのが不憫です
なかなか使わない焦点距離なのですが、もっとアダプターで活用できるので
皆さんに使ってほしいレンズではあります。
FUJIFILM GFX 50S
LEICA.Leitz TELYT-V 280mm F4.8(ライカヴィゾM用レンズ)
周辺が落ちているのはマウントコンバーターのせいなのか
レンズのイメージサークルのせいか判断が付きませんので
一度検証させていただきたいと思います
1961年の発売から23年間カタログに載っていましたが
これもおすすめのレンズです。ものの形をきちんと描写するそんな感じを受けます
見かけより重たいドイツ工業製品の見本のような物体で、写りは
ツアイスが精製水ならばライカは天然水、そんな違いが感じられます
どちらも究極というか、手放せないレンズたちです。
FUJIFILM GFX 50S
ZEISS Tele-Tessar FE T* 350mmF4
この位置からだと横位置は350㎜が一番しっくりきますかね?
35㎜フルサイズだと280㎜相当になります
F8まで二段絞りましたが、開放から絞ってもそんなに変化はありません
それがテレテッサーの性分ですね
FUJIFILM GFX 50S
ZEISS APO Tele-Tessar CF T* 500mmF8
めったに持ち出さない500mmですがAPOになって格段の進化を見せました
このレンズの開放が暗いので不人気ですが、とてもよく写ります
軽いので小型のリュックに立てて詰めてゆきます
F11 1/2 このレンズも開放から絞ってもそんなに変化はありません
ZEISS APO Tele-Tessar CF T* 500mmF8+テレコン
ハッセルのテレコンを使っていますが、二種類あって
ハッセル銘とZEISS銘がありZEISSがドイツ製で
後発の電気接点が付いたハッセル銘はドイツ製ではないような気配です
どちらもそんなに変わりはありませんが色乗りは初期の
ZEISS銘が良いように思います
F8開放に付けたので1000mmF16ということになります
まったく突っ込みどころのない描写のまま1000mmになります
35㎜換算800㎜ですね
今日は気温が7度と一時間ほど写していたら
手先と足先がかじかんでしまいました・・・
あまりの寒さに車のヒーターを最強にして山を下りてきました
山桜ですので、今が満開の雰囲気ですが
さて、隣の集落から超望遠で覗ける日は来るのでしょうか?
せっかくなので一度やっては見たいものです。
都合二時間、一台も車は来ず誰も撮影にも来ず
良い一日でした。