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1966年、ボブ・ディランは新たに神の称号を手に入れました。
フォークの神様、言葉の神様と呼ばれる彼は、この年発表の『Blonde On Blonde』でロックの神となったのです。

なんだか、信奉者の戯言に聞こえるかもしれませんが、どうやらマジなんです。
このアルバムを聴いてみればわかる。

前作、『追憶のハイウェイ61』でロックに染まったスタイルを作り上げた彼は、本作でさらにエレクトリックサウンドを追求します。
彼自身がのちに語っています。
求めていたサウンドを表現できたと。

ここにはタイトルのごとき、ブロンドにきらめくサウンドが閉じ込められています。
曲としては今までのフォークスタイルと同じく、詩を基調としたものなのに、ロックのグルーヴで聴かせる力技と荒々しい音も併せ持っている。
プロテスト期と比べるといい具合で力の抜けた歌詞もいいです。

1曲目の変化球的『Rainy Day Woman』、大作的2〜4曲目、アンセム的5・6曲目、輝くロックグルーヴの10・11・13曲目、泣きの名曲である『Jast Like a Woman』と最終曲。

バランス良く、聴かせどころも満載。
最強盤です。