「ブラス!」 (原題:BRASSED OFF) という映画のDVDを観ている。
僕が持っている映画のDVDで唯一、イギリスで作られたもの。
1996年の作品で、閉山となる炭鉱夫たちのブラスバンドの話だ。
昔に買って、その時は何度も観てその度に感動していたが、そのうちどこかにいってしまい、今回、イギリス英語を独学するにあたり、何かの参考になるのではないかと思い、あちこち探してようやく見つけ出した。
吹奏楽が大好きな僕は、この映画中に流れるブラスバンドの演奏に耳がいってしまい、どうしても英語の方はなおざりになってしまう。
あと、イギリス英語と言っても、社会的階級によって、全然アクセントも発音も違ってくるそうなので、炭鉱夫たちが主人公のこの映画は、標準的な言葉のヒヤリングの勉強には向いていない可能性もある。
なので、この映画は純粋に楽しむことにした。
何度観てもいい映画だ。
話がちょっとそれるが、似たような映画に、もっと大昔に作られた 「オーケストラの少女」 というアメリカ映画がある。
これは失業している演奏家たちの映画で、ブラスと通じるものがある。
自分が貧乏に育ってきたので、つい共感してしまうのかも知れない。
※原文を少し直しています。