単一の旅 | 全く意味ない元店長日記

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さて、なにすべか・・・。

台風接近に備え前日書いた通りに乾電池式エアポンプの電池を海に行きました。取り敢えず通っているジムのビルに入っているダイソーに行ってみてびっくり。見た事がない位行列が出来ています。
恐る恐るレジ前の電池売り場を見てみると····単3が少し残っているだけで単一乾電池は売り切れ。通常の売り場も見てみましたがありませんでした。
どうやら懐中電灯に使うのは未だに単1が多いらしく懐中電灯共に売り切れていました。しかし、ま、そこまでは想定内と言えば想定内。同じビルに入る家電店ならあるだろと足を運ぶと、単一乾電池と懐中電灯は売り切れましたとの張り紙が。まさかです。
そしてここから旅は始まります。単一を訪ねての物語。
これは同じ百均系は全滅だろと思い、ここは穴場じゃないかと思い訪れたのがお値段以上のニトリさん。ここで電池の発想はないだろうと足を運ぶとお店もそんなに混んでません。これは行けたかと売場を探します。しかし、探しても探しても単2単3単4は有るものの単1は見つかりません。売り切れたのか?始めからないのか?そこである事に気付きました。なぜ?ニトリに乾電池が売っているなか?それはニトリにも乾電池を使う雑貨類が販売しているからだと。逆に言うと取り扱いのないサイズの電池は販売する意味がありません。何でも小型化、軽量化のこの時代、それを無駄にするような巨大な単一乾電池を使う物など作るわけがありません。精々単2です。考えて見れば家でも単3単4を使う物が多く、単1はガスコンロの着火用に使っているだけ。しかも一度替えれば五年は持つのでストックも用意していません。
肩を落として念の為に中にある百均に行って見ましたがやはりありません。
もう、諦め半分でコンビニなら有るだろうと覚悟を決めて、最後のつもりで新しいものは無いはずのリサイクルショップに立ち寄ってみました。すると、何かのワゴンの前で店員さんが何かの張り紙をしていました。チラッと乾電池の文字が見えました。あぁここも売切の告知かと半分諦めて眺めていると、乾電池有ります!のちから強い文字が。単一は??あったー!!!!有りました。値段は二つ一組で250円。さすがに百均よりは高かったけど比較的良心的な値段です。帰りに寄った家電店よりも安い値段です。
僕はうれしさのあまり2つ3つ買おうと手にしましたが、その時最初のダイソーで見たちょっと浅ましい光景を思い出しました。大体この乾電池で二日は持つはずです。だから、それ位長い停電になったら別の手を考えようと思いひとつだけにしました。後から来るお客さんが少しでも自分と同じ思いをくださいないように。
それから帰りにドラッグストアとコンビニに寄って電池の有無と値段を確認して帰りました。
どこもそこの倍近い値段はしましたが置いてはあったので何かのさらなる非常時はここでと思いました。
しかし、いつもは断然不人気の単一乾電池。台風のおかげ?で発売以来の大人気になっていました。
そして、備えあれば憂いなしと言いますが、こう言うみんなが準備をちゃんとしてる時に限って出番は無かったりするもの。勿論出番が無いには越したことはありませんが、この諺の本当の意味は備えると意外と憂いはこないよ?なんて事を教えてるのかも知れません。