寒くなったものだ。

 

 朝の気温は、10度を切る。

 

 

 予約を入れていたので、近所のジムに。

 

 ジムでは、ランニングマシンとストレングスマシンくらいで、あとは人が鍛えている姿を眺めている。

 

 

 午前中にジムにゆくとなると、もう1日の全工程が終了してしまったような気分だ。

 

 しかし、まだお昼にもなっていない。

 

 

 仕方なく公園に行き噴水を眺めていたら、グレーの空から少しだけ青空が覗いた。

 

 やがてそこから光が射し始め、あたりが徐々に明るくなった。

 

 一瞬だが、噴水に虹が浮かび上がる。

 

 そして可憐な虹は、しばらくすると幻のように消えていった。

 

 

 これから冬に向かう銀鼠色の、そんな空を見上げた。