最近、またジムに通い始めた。

 

 ここしばらくずっとお休みしていたが、再び運動をしたくなったのだ。

 

 以前は公園で我流のランニングをしていたが、いつの間にかランナーが増えてしまい、自分のようなものは肩身が狭くなってきてしまった。

 そこで、自転車で少し走ったところにあるジムに通うようになったのである。

 

 

 とは言っても、大したことをするわけではなく、ストレングスマシンやランニングマシンを使って軽く汗を流し、その後はジムに通う皆さんの運動している姿を眺めている。

 

 ジムに通い始めたのは、無駄に時間が余っていることに気づき、それなら何かしようと思い至ったからだ。

 

 運動をしているとイヤでも集中せざるを得なくなるので、頭の中にあるモヤモヤを忘れ去ることができる。

 いわば、即席の自我没却の境地だ。

 

 

 最近よく、一点を見据えたような目つきで公道を走っているランナーを見かけるが、同じような境地なのではないだろうかと感じる。

 

 何キロ走ったという達成感もあるのかもしれないが、案外そんなところかも知れない。

 

 忘れてしまいたいことって、本当に多いからね。