早朝、近所の神社まで散歩。

 

 境内は涼しく、静寂に包まれている。

 

 樹木が茂っていて、ちょっとした森のようになっているからだと思うが、近くを走るクルマの音も聞こえてこない。

 

 枝の上からこちらを見下ろすカラスと、拝殿の前で寝転んでいるネコの気配のみ。

 

 都会にも、こういう場所が残っているのが不思議でもある。

 

 参拝してから、境内の一角にある庚申塚に手を合わせて、神社を後にする。

 

 こちらの立ち去る姿を確認して、カラスが近くにいる仲間に合図を送った。

 

 

 境内にあるイチョウの葉が色付く頃、また訪れてみようと思う。