最近見た夢の話である。
自分は、どこかの路上にいる。
誰かに頼まれて、なにかの品をどこかに届けに行く、そんな目的でその場所にいるようだ。
道を進んで行くと、途中にたくさんの屋台が出ていた。
自分は中華料理の屋台で、並べられたパックのひとつを買い、それをつまみながら歩いていると、向こうからうんと痩せた子どもが近づいてくる。
その子どもは、自分の食べているものをじっと見つめて、それをほしがっているようだったので、パックを子どもに差し出した。
すると、子どもはそのパックの中身を一口で平らげてしまった。
驚いていると、子どもは“もっと”とでも言いたげな目つきで、こちらに両手のひらを突き出してくる。
屋台からはすでに離れたし、周辺にはお店もなく、困ったなと思っていると、ふと預かっていた品が、食べ物であったことに気づく。
自分は、持っていた四角い紙の箱を、子どもに手渡した。
と、子どもは今度はその品を、箱ごと食べてしまった。
そしてこちらに、その悲しげな目つきで、“もっと”と訴えてきた。