マルタ旅行 ~聖ヨハネ大聖堂~ | ナツの初・海外(ロンドン)暮らし☆~節約生活~

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2014年11月某日、イギリス・ロンドン駐在の辞令がおりた夫に帯同して渡英しました。
「少しでも誰かの何かのお役に立てれば・・・」と思い、私の駐在生活をブログに綴ることにしました。
食の乏しいイギリスで、日々美味しい物を探しています。

※「マルタ旅行 ~バレッタでランチ~」

の記事はこちらから

 

 

「マルタに来たら

ここだけは必ず観光しないと!」

と誰もが言う場所が、こちら。

 

St John’s Co-Cathedral

聖ヨハネ大聖堂

 

【St John’s Co-Cathedral聖ヨハネ大聖堂】

営業時間:

月曜~金曜 9:30~16:30(16時までに入場)

土曜 9:30~12:30(12時までに入場)

定休日:日曜&公休日

入場料(オーディオガイド含):

大人 10€(約1,260円)

12歳未満 無料

学生証所持 7.5€

高齢者 7.5€

注意2021年2月現在営業時間と入場料の変更があります。
訪問前に公式HPをご確認ください。

 

 

聖ヨハネとは

イエス・キリストに洗礼を与えたとされる人物で、

騎士団の守護霊として崇められている存在。

 

 

この大聖堂は

マルタ騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられた教会で、

重要な局面で騎士団長はここに立ち、

騎士団員に言葉を送ったと言われています。

 

 

マルタ騎士団とは

別名、「ロードス騎士団」「ヨハネ騎士団」「ホスピタル騎士団」

とも呼ばれている。
イスラエルから退いた十字軍の騎士団がロードス島に移り、

ロードス島をオスマントルコ帝国に追われてマルタ島に移り、

マルタ騎士団を名乗るようになった。

派遣先に敵が攻めて来るために

武闘派として発展したマルタ騎士団だが、

彼らの本職はイスラエルへ向かう巡礼者の保護、救済、治療だった。

 

 

 

バレッタの多くの建物と同じように石灰岩で造られており、

要塞を思わせる質実剛健な外観です。

 

 

入場にあたり

・礼拝所なのできちんとした服装で

(短いスカートやサンダル、タンクトップはNG)

・ヒール禁止

(入り口でスリッパを購入して履き替えてもらうことになる)

・車輪付きのスーツケースや大きなリュックサックは持ち込み不可

(リュックサックは前に着用or手に持つ)

・写真撮影は可能だが、フラッシュや三脚の使用は禁止

とあるのでご注意ください。

 

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こちらでは

日本語対応のオーディオガイドを貸し出しているのですが、

オーディオガイドは入場料に含まれているので、是非借りてくださいね♪

 

 

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中に入ってみると・・・

キラキラピカピカキラキラで眩しい~ラブキラキラ

 

 

 

聖堂内のほとんどのものは

金、銀、大理石

で造られているのだそう札束キラキラ

外観との差が激しいあせる

 

 

素晴らしい天井画は

"The Barrel Vault(半円筒天井)"

と呼ばれていて、

聖ヨハネの生涯エピソードを表しています。

この画は

カラブリア出身のマルタ騎士団員で
バロックスタイルのアーティストである

Mattia Pretiマッティア・プレティ

天井の表面に直接油絵の具で描いて

6年かけて完成させたのだそう。

 

 

 

 

 

 

 

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天井だけではなく、

床にも注目キョロキョロキラキラしていただきたいです。



この大聖堂の床全体は

大理石で作られた400以上の墓石で覆われているのです!!

これらは聖ヨハネ騎士団の最も有名な騎士たちの墓だそうで、
それぞれの墓石には、

◍成功

◍名声

◍勝利

◍死

の象徴が刻まれています。
 

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なんだか可愛らしい壁もありますドキドキ

 

 

マルタクロス十字架がいっぱい!!

 

 

マルタクロスとは

マルタ騎士団の象徴で国のシンボルのひとつ。
 8つの尖角は

"騎士道における8つの美徳"

(忠誠心、敬虔さ、率直さ、勇敢さ、名誉、死を恐れないこと、
弱者の庇護、教会への敬意)

とも、

"騎士館の数を表したもの"

ともいわれている。

 

 

 

不思議な柱も。

 

豪華な柱に子供の顔が?!

 

 

 

王様のような顔まで!!

 

 

 

見るところが多すぎて、

首も目も忙しいですキョロキョロキラキラ

 

 

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この聖堂内には

◍イングランド及びバイエルンの礼拝堂
◍イタリアの礼拝堂
◍フランスの礼拝堂
◍プロヴァンスの礼拝堂
◍ドイツの礼拝堂
◍カスティーリャ
の礼拝堂
◍アラゴンの礼拝堂
◍オーベルニュの礼拝堂

と、8つの礼拝堂があります。

 

騎士団を構成した騎士が8言語ごとの騎士館に分けられていたのにならい

8つの礼拝堂があるのだとか。

byウィキペディア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

礼拝堂に展示されている絵画

ミケランジェロ・カラヴァッジオ作『洗礼者ヨハネの斬首』は、

この聖堂内で最も有名な作品であり、彼の傑作の一つで、

画家本人の署名がされた唯一の作品なので、

大聖堂を訪問された際には是非ご覧くださいひらめき電球

(この作品は"聖ヨハネ大聖堂附属美術館にある"という情報もあるので、

実際にどこに展示されているのかはわかりませんあせる

私は旅行当時、この作品自体を知らなかったので・・・ぐすん)

 

ウィキペディアに掲載されている洗礼者ヨハネの斬首はこちら→

ウィキペディアに掲載されている彼の激動の生涯はこちら→

 

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こちらが

入り口から入って一番奥にある祭壇です。

 

 

祭壇は大理石でできているのだとかびっくりキラキラ

 

ヨーロッパの聖堂ってどこも

窓からの光の入り方を考慮した造りになっていて、

電気が付いていなくても

室内は明るく、雰囲気が良いです照れ音譜

 

 

パイプオルガンは祭壇の両脇にあります。

オルガン部分は見えないけど、パイプ部分の見せ方がカッコイイキラキラ

 

 

私は旅行当時知らなかったのですが、

二階へ上ることもできたのだそうひらめき電球

 

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出口の手前にはお土産売り場があって、

 

 

マルタクロスのアクセサリーや、

 

 

銀製品や、

 

 

白い器など

様々なものがあって、

見ているだけでも楽しかったです♪

 

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バレッタにはこのような見学すべき施設がいくつかあり、

国立考古学博物館(National Museum of Archaeology)

マルタ国立戦争博物館(National War Museum – Fort St Elmo)

ラスカリス戦争博物館(The Lascaris War Rooms)

騎士団長の宮殿(The Grandmasters Palace)

マヌエル劇場(Teatru Manoel)

も気になっていたのですが・・・

今回の旅のスケジュールには入れられませんでしたえーん

再訪時には是非!訪問したいです。

 

 

さて、次の目的地へ向けて聖ヨハネ大聖堂を後にします。

 

 

 

 

次のブログに続きます