推薦 | 黒ごまプリン。

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2008年から始めたこのブログも今年で17年目!
高校生、中学生だった子どもたちも大人になり、
私もピアノを教える普通の主婦だったのが、
子どもたちの紆余曲折を経てカウンセラーとなりました。
そんな私の日常ブログです。

大学入試は指定校推薦が本決まり、高校入試は推薦するかどうかを決定する時期となりました。


娘の友人の、指定校推薦組は続々と入学が決まり、羨まいし限りなんだけれど、今日は指定校じゃなくって学内推薦の話。



付属高校の場合、学内推薦を受けられるかどうか、10月頃に1段階目の審査があるようです。


高校3年間の成績トータルの平均で、オール3くらいあったらもらえるのかな?


友人のお子さんが付属に通っていて、そこから聞いた話です。


友人のお子さんのクラスでも何人か推薦試験を受ける権利をもらったそうです。


そしてこの子たちは指定校推薦組と同じ試験を受けます。


付属なので、多少のゲタは履かせてくれるみたいなんだけれど、知人のクラスでは3人落ちたそうです。


そんなに落ちるのは前例がなくって先生もあたふたしていたようですが、もっと慌てたのはその子たちですよね。


もう、受かった気分で、ここ3カ月受験勉強してないって・・・。


ここの大学の人気がここのところ上がっているの上に、県外に受験しに行く人が減ったことが影響して、推薦のレベルも上がっていたようです。


何のために付属に入れたのか、ってがっかりしてたけれど、学内推薦の子の成績が大学に入ってからあまりよろしくないってことで、厳しくなってますってことは私もどこかで聞きました。




そして同じような話が高校推薦にも。


こちらも先日の3者面談で私学推薦を受けるかどうか最終確認がありました。


息子の担任の話によると、たいてい3割くらいの生徒が推薦希望を出すらしいんだけれど、不況の影響か、ここの学校の特色なのか1割にとどまっているようです。


その推薦を学校から出すかどうかの委員会が火曜日にありました。


そして、私の知人の息子さん、この推薦委員会で落ちてしまって、推薦もらえないことになりました。


通知表の点がたりなかったみたいです。


それならそれで、面接のときにダメかもしれないって言ってよ~~、と言ってました。


以前は点がたりなければ、おまけしてもらって2学期の成績が少し上がったりしたらしいです。


それを少し期待していたけれど、甘くはなかったってことですね。


結果御聞いた夜は息子さん、激へこみ状態で、初め声もかけられないくらいだったって。


推薦委員会の日、たまたま熱で学校休んだんだけれど、結果を聞いて、そのまま晩ごはんも喉を通らず、こたつでふとんかぶったまま起きてこなかったそうです。


精神的に弱い子なので、心配で心配で、いつもは別に寝てるのに、隣に布団を引いて、一睡もできなかったって。


推薦受けて、早く楽になりたい気持ちはわかるし、それがダメでがっかりしたのもわかるけれど、大半の子は受験するので早く気持ちを切り替えて立ち直ってほしい・・・


というようなことを伝えたんだけれど(もっとやんわりとね)頭では分かっていてもすぐには納得できない感じでした。(そりゃそうだよねー)


これには余談もあって、推薦委員会を受けるための書類をクラス皆の前で配っちゃったらしくて、推薦もらえなかったのがクラスの子にまるわかりになっちゃったんです。


なので、よけいにへこんだらしいです。



次の日の夕方にはちょっと元気を取り戻し、ゴハンも食べたんだけれど、顔を見たら何か変??


息子さんの頬がこけていたそうです。Σ(・ω・ノ)ノ!


体重計ったら2キロ減!!


その子のお母さん、「私もろくにゴハン食べてないのに、ぜんぜん体重が減ってないのよ、何で~~?」だって。


ま、こんな冗談が出るようになったってことはちょっとは当初よりは立ち直ったってことかなー。


お母さんがめそめそしていてはいけないもんね。




推薦が無事もらえた子たちは昨日学校の帰りに1部屋に集められていたそうです。


推薦、といっても、面談でスピーチしたり、筆記試験があるところもあったりと、なんにも無いわけではありません。


どんな道を選んでもそれなりの試練はあるわけで、甘い道はないなーって思いました。


大学入ったって、すぐ就職が待ってるし、就職したら仕事頑張らなきゃいけないし・・・。


でもそれは誰もが通る道だから臆することなく立ち向かってほしいなー。


みんな頑張れ――!!