“なれ”と一言で言っても色々あります。

友達との“なれ”。
嫌いなものに対する“なれ”。
暑いお風呂など感覚的な“なれ”。


私の“なれ”は薬に対する無意識のうちの体の“なれ”
です。
なれるのは嬉しいのですが、体の順応を感じるチョッと怖いなれです。


本題に入ります。
先日の入院で、薬が増えました。
あまりにも、私が“息の苦しさ”を訴えたので「今度入
院したら増やそうか…」と事前に宣言を受けていたもの
です。
増えた薬の名前は“レバチオ”です。
私の様に“肺高血圧”で、肺の内皮細胞が厚くなってし
まい酸素をうまく取り入れられないため、強制的に血管
を広げるお薬です(興味のある方、詳しくはお医者さんに
尋ねてください)。


ところが…飲むと頭が痛くなったりすることがあるのです(勝手に“レバチオショック”と名付けました。)。
そこで…これまでは一日に1錠半だけのんでいました。
それを、今回の入院では一日3錠に増やしたのです。


それが不思議…増やしても頭が痛くならないのです。


そう、“なれ”です。


3錠に増えたおかげで寒くても多少は平気…
3錠に増えたおかげでチョッと歩ける距離が伸びた…


ただ…どこか慣れは怖い。
きっといつかは“これ以上増やせません”と言う日がやってくるから…。