今回の台湾旅行は、貧乏旅を決め込んでいました。
貯まったマイルやポイントで、殆どの旅費を賄ったし。
3回目の台湾ですが、前2回はツアーで参加。
台湾各地を巡ったので、今回は台北だけで
食い倒れの旅にしようと思ってました。
YouTubeを見まくって、行きたい場所はマークして。
何処に食べに行こうか?
そればかり考えていました。
今回の旅の始まりは羽田空港。
海外に行くのは何度目か忘れましたが、羽田から海外に行くのはお初です。
ここ数年飛行機には乗っていませんでしたが、それまでは年1のペースでは
乗っていたのですけど、毎回、チェックイン方法が違って大変。
今はスマホで全て完結してしまいますが、個人的にスマホに機能を
集中させるのは好きではないです。
検査もパスポートを機械に乗せ、写真を撮って、荷物検査で終わり。
何か悪いことをしていないのに、妙にドキドキするあの感覚を
味合わなくて済むのはヨシなのですが、あれも海外に行く儀式みたいで
好きだったので、ちょっと寂しい感じもあります。
余談ですが、日本の国民の2割弱しかパスポートを持っていないそうです。
このグローバルな時代、他国より取り残されている感があります。
まぁ~、この円安じゃなかなか海外に行こうとは思いませんよね。
羽田から台湾松山空港までは、約3時間半。
桃園空港ばかりだったので、松山空港はお初です。
台北に近くて便利な空港です。
両替したら最初にやる事は、台湾キャンペーンの抽選。
何か知らんけど、日本にいる時から当たる気しかしない。
ハズレるとは、微塵も思っていない僕。
過去もこういうのは、ことごとく当たっている。
先にカミさんが抽選機に。
うわっ!当選した。凄い!
この時になって初めて、自分はハズレるかもと思った。
当選確率は知らんけど、夫婦揃ってハズレる動画は何本も見たけど
揃って当たりました!って動画は、1本しかなかったので。
で、僕も抽選したら、見事当選!(やっぱり、僕がハズレる訳ないのだ)
カミさんはカウンターで景品に交換中だったので、僕が当選したのを見てなかった。
なのでカミさんに報告したら、現地の人がとても珍しい事だと言っていた。
2人揃って当選し、貧乏旅行を脱出出来ると喜んでいたのも束の間。
とんだ落とし穴があったのだ。
YouTubeではアタリ、ハズレばかりがクローズアップされていて
その後の説明がなかった。
当たった人には、日本で言うスイカみたいなカードが渡されるのだが
(商品は何種類から選べる)
それには制限があったのだ。
簡単にまとめると
1.有効期限が90日。
2.追加のチャージが出来ない。
3.1ヶ所で使えるのは1500元まで。
4.1日3000元までしか使えない。
こんな感じ。
まず90日以内に台湾を再訪する予定はないので、この旅で使い切らないと損。
そして2泊3日の今回の旅で、1日6000元(二人分で約3万円)を使うのは、
台湾ではかなりの重労働。
と言う事で、今回の旅の目的「食い倒れ」が「カードの消費」になってしまったのだ。
あれだけ日本で調べたことが、台湾到着10分で無駄になってしまった(笑)
まぁ~それも旅の楽しみなんだけど、普段から夫婦揃ってあまり物欲がないので
(食欲は人並み以上だが)
これが結構な足枷になるとは、この時はあまり思っていなかった。
松山空港を出てMRTに乗ります。
(この時はまだカードは幾らでも使えると思ってたので)
空港を出たら目の前にMRT乗り場があります。
何かスペースマウンテンの中みたいな駅。
そのままホテルに行こうかと思ったのですが、微妙にチェックインまで早かったので
食事を先に。
阿城鴨肉さん。
かなりの行列が出来るお店なのですが、行った時間が良かったのか
待ちは1組。
ここは本当に美味しかった。
お肉は柔らかくスモーキーで、旨味が凄い。
しかも、悠遊カード(当選カード)も使える。
振り返れば、ここでもっと贅沢して当選金を消費しておけば良かった。
何せ台湾に来て最初のお店だったもんで、節約モードでした(笑)
そのモードは継続し、ホテルまでは徒歩移動。
予約したホテルは「VIP HOTEL」と言う、格安ホテル。
予約が取れていなかったと言うハプニングはありましたが
2人で2泊、1万8千円。予約が取れていたら1万6千円だった。
湯舟はないが部屋も水回りも綺麗。
どうせ寝にしか帰ってこないのだから、必要十分ホテル。
トイレにトイレットペーパーが流せないのが難点だけど
場所も移動には便利な所。
荷物を置いて少し休憩したら、台北の町へ繰り出します。
つづく