
僕はサラーリマンも個人事業主も両方経験している。
サラリーマンと個人事業主の大きな違いは2つと感じている。
それは、「休日」と「税金」の意識の差。
まず「休日」について。
個人事業主にとって「休日」は、何も良いことがない。
ダブルマイナスになるからだ。
収入はゼロになるし、出費をする。
給料性では考えられない程、休むと言う事はシビアになる。
個人事業主にとっての「休日」は、体を休めるというよりは
やらなければいけない事をその日に当てる意味合いが強い。
手続きや買い物、調べ事、家事。
正確に言えば「休日」ではなく、収入の無い仕事をこなす日となる。
なので、「休日」と言うのを全く無駄に出来ないのだ。
「休日」は人の為ではなく、自分(家族)の為に使う。
次に「税金」について。
圧倒的にサラリーマン時代が長い僕だが、その当時給料明細を見て気になるのは
総支給額と手取り額程度。
それ以外の数字は、さほど気にしていなかった。
ところが個人事業主になると、税金と言う物を凄い意識するようになった。
自分がいくら収入があり、経費は?税金は?住民税、保険料は?
会社が勝手に計算して差引額として給料を貰ってたサラリーマン時代とは
税金に対する意識の違いは明白。
だって本当に文字通り、税務署にお金を納めに行くんですよ?
その感覚は、サラリーマンには絶対に分からないと思います。
国民の義務である「納税」をサラリーマンより身近に感じている個人事業主にとって
「還付」と言う物は、是非とも受け入れたい恩恵である。
今回のGo-ToトラベルやGo-Toイート、ふるさと納税等は、ダブルマイナスの「休日」の
マイナスを減らせる手段として、とても有難い政策だった。
旅行はともかく、たまの休みの外食が安くなるのだから。
納税をちゃんとしている意識が強いが為、還付に対する意識も強い。
ちゃんと払っているのだから、貰えるものは貰う。
何かこのキャンペーンを使った人が悪者扱いされる風潮があるが
どちらかと言うと、僕はこの緊急事態宣言は反対かな?
それならワクチンの認可をもっと早め、重症化しやすい老人からではなく
ウイルスをばら撒いている若者から接種させた方が良いのではないかと思っている。
高齢者は外出自粛を促し、経済を回している年代、ウイルスを拡大させている年代の
ワクチン接種の方が優先なのでは?
まぁ、年輩の方が支持者なので難しいのでしょうけど。
結局コロナに対して、何が正解なんて無いんですよね。
ただ、今回の緊急事態宣言は、想像以上に個人事業主にはキツイですね。
前回乗り切った事業主も、今回はもたないという人がかなり出てくるのでは?
未だにエレベーターでマスクしてない人が乗ってきますが
不要不急の外出以前の問題ですよね。