タンパクなんてこわくない-目で見る実験ノートシリーズ-西方-敬人
目的 自分の手技を確認するのと同時に実験を体系的に捉える
要約
[SDS-PAGE]
- SDS sample buffer=β-mercaptoethanolが入っておりS-S結合を還元しSDSを満遍なくつくようにする。
- SDS化は分子を一本化し電化密度を一定にし、泳動の移動を分子量のみに依存するようにする。
- SDSの結合不良により酸性及び塩基性蛋白、糖蛋白は分子量がマーカーとずれる。
- stacking gel:蛋白を濃縮する。
[WB]
- WBの器具は水道水のすすぎ及び蒸留水のリンスで良い。
- メンブレンは-20℃保存できる。
[抗体]
- 抗体はS-S結合でそれぞれの鎖が繋がっている。
- Fab及び(Fab')2はFcを含まず特異性が高いが、IPには使えない。
- IgGは大きそうな名前だけど、一番小さい。
- 抗体はドライアイスの酸性で失活化する。
コメント ドライアイスは万能ではない、抗体は酸性になると失活化する。