i. stableではRTKの活性がanoikisを抑制している。 | 30台からの基礎研究

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Buchheit, C. L., Weigel, K. J., & Schafer, Z. T. (2014). Cancer cell survival during detachment from the ECM: multiple barriers to tumour progression. Nature Reviews Cancer, 14(9), 632–641. http://doi.org/10.1038/nrc3789

 

Anoikis regulation in cancer

Receptor tyrosine kinase (RTK) regulation of anoikis

RTK関連におけるanoikis制御経路

・RTKの中で、ECMからのdetachによるEGFRの低下及びBIM-EL活性化はanoikisを起こす。

・HER2, SRCはERKを活性化し、これをレスキューする。

・IGF1RによるPI3K-AKT経路活性化がanoikis耐性に寄与している。

 

ROS関連

・ROS→SRCを介したEGFRリン酸化→ERKによるBIM-EL制御→anoikis制御という経路

・ANGPTL4がNOX1によるROS産生を促進するという報告が二つがある

・ROSがanoikis抑制している可能性があるが、anoikisはROSにより起こるという逆の報告も。

  -ROSはdetachに関して±がわかっていない

・hypoxiaではERKを介してBIM-EL制御が起こりanoikisが抑制される。同様HIF1でもEGFR,HER2,SRCを介してanoikisが抑制される。

 -hypoxiaではROSが出ないからanoikisが起こらない ??

 

[コメント]

anoikisはBIM-EL dependentなものがあり、RTKにより通常は抑制されている。

前知識がない状態でのreviewは読み飛ばしができず、読むのに非常に時間がかかる。

(明日に続く)