金曜日の午後のことです。
仕事で使ってるトラックの、DPDって装置があるんです。
いすゞはDPDで、他のトラックはDPFとか言うんですけどね。
これはどんな装置かって言うと、排気ガスに含まれる微粒子を焼く装置なんです。
ODOメーターの切り替えの棒があって、それを押すと燃費とか距離を測るやつのA・Bの切り替えとか出るんです。
それにDPDのメーターもあって、◯が5個になると自動再生と言う緑の表示が出てDPDが作動します。
これが点灯するとエンジンの回転が上がって、マフラーのとこのフィルターに溜まった微粒子を焼くんです。
◯の表示が全部消えたら終わりです。
その間は普通に走行しててもかまいません。
しかし、自動再生で焼き切れなかったときは、手動再生と言うオレンジの表示が点灯します。
そして女性の声で「安全なところに停車して・・・」と、手動再生をするように言われます。
だいたい20分くらいで終わるんですが、金曜のお昼休みにやったときは1時間以上やっても切れなかったんです。
この手動再生の場合は運転は出来ません。
運転し続けると、DPDが壊れます。
壊れて交換になると数十万円の修理になります。
私のトラックは3tなので数十万円で済みますが、大型車になると100万円以上になります。
それでさっそくディーラーに持って行き、見てもらいました。
そうしたら、マフラーとDPDを繋ぐ「排気シャッターバルブ」かなにかの弁が錆びて固着してたらしいです。
交換に約8万円・・・。
会社に修理の確認を入れて、修理してもらいました。
部品の交換はすぐに終わりました。
しかしです。
ここで疑問に思ったんですよ。
このトラックは私が入社した早々にも、20万円かけてDPDを全交換してます。
その時はピカピカの部品が取り付けてありました。
それから4年後の昨年5月にも、DPDの手動再生がやはり切れなくなって20万円で交換したんです。
しかし昨年の5月の交換では、それまでと同じ錆び錆びのままだったんです。
どこを交換したの?って。
私の記憶は確かです。
だから昨年5月のときのを見て、違和感があったんですよね。
それで今回の故障。
1年も経っていないのに、そうそう壊れる物ではありません。
交換しなくても、フィルターの洗浄で済むこともあります。
まさかディーラーが交換したと言って、本当はフィルターの洗浄だけで済ませていたと言う疑惑が浮かびます。
洗浄だけだったら20万円の半値でも余裕で出来ます。
今回はDPDの全交換ではなく、排気シャッターバルブだけの交換ですぐに出来ますよってことで助かりました。
でも私の修理への疑惑は残ったままです。
ピカピカの排気シャッターバルブが、私の交換疑惑を強く臭わせるんですよね。
♡美月♡