柳生も魔界衆も踊る♬「魔界転生」観劇してきました。(*^^)v | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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いやぁ~~・・・観劇しに行くには、とってもいい季節となりました。

 

暑くもなく寒すぎることもなく・・・・。 丁度いい季節ですよ・・・・(#^.^#)

9日の日、私は先月20日に続いての福岡天神・・・博多座訪問!

前回は、珍しく雨の中での訪問で、私的には晴女なもんで、家を出てから一度も傘を差すこともなかったんですが、世の中は太陽が出ることもなくて、憂鬱な中での観劇でしたが、今回は\(^^@)/

 

写真の通りの 秋晴れ てな日和で、バス到着時刻も遅れることもなくて、気分爽快な福岡訪問となりました。 天神の街に着いた途端に、見上げたビル屋上の温度計は、午前9時半すぎで 21.5度 ほどでした。 !∑(゜∀゜) あの暑かった夏が、嘘のような秋到来です。

 

今はどこもかしこも、どこいらからか 金木犀 の香りが匂ってくる。

そんな秋到来な9日に、観劇した作品はというと・・・・・

「魔界転生」 ( ̄∀ ̄) 1981年には、角川映画がこの小説を映画化して、その後リメイク作が登場。 アニメやゲーム・漫画などの世界にも、この作品が登場するくらいに、人気のある作品となっていました。

 

元々、この原作は・・・・

「おぼろ忍法帖」 と題して、原作者の 山田風太郎 さんが1964年~65年にかけて、大阪新聞にて連載をしていました。

現在の題名に改題したのは、81年の映画化がきっかけで、御本人が自ら改題をしたんだそうです。 山田風太郎さんの作品には、忍法シリーズ的な作風が多くて、忍者を扱った作品は、幾度か映画化されたのですが、実は御本人もこの魔界転生を、一番気に入っているといった情報もあります。(#^.^#)

 

調べてみたら、私が気がつかなかっただけで、映画化以外にも、舞台化された数もけっこうあって、それと同時に漫画作品も数が多い。

但し原作に忠実な作品というよりも、やはりどこか省略や設定を変えての作品化が多くて、どれがいいのかというとイマイチよくわからない。

 

でも私はやはり・・・・・

 

 

      沢田研二 さんの天草四郎が好きだ!

 

 

それから、もう何度も映画やテレビで柳生十兵衛を演じた・・・・・

千葉真一さんの十兵衛作品 1981年版の映画が大好きだ!

 

81年版ラストの燃える江戸城内での死闘。 この炎は本物で・・・・・

今の時代のようなCGなんてなくて、全て本当にセットを燃やしての撮影だったんだ。 だから、役者さん達の苦労は大変なもので、天草四郎さえ手に火傷を負ったくらい・・・・・。

 

千葉さん達は、水を被って火を避けながらの撮影。

 

そのかいあって、映画はあっという間に 200万人の動員数

収益は、10億円を超えてしまった。(笑)

 

アクションシーンや時代劇でも人気があった・・・・・深作欣二 監督が、メガホンを取ることになった作品。 ( ´・∀・`)b 

 

映画のパンフレットの表紙にもあるが、四郎などの衣装デザインは、

NHK人形劇 「真田十勇士」 などでも人気があった。

辻村ジュサブロー さんが担当。 尚後のリメイク版魔界~では、・・・・81年当初、同じ映画に携わっていた人々も、撮影に参加しています。

 

2003年版のリメイクとなる 「魔界転生」 には、四郎役にあの

窪塚洋介君と、柳生十兵衛には 佐藤浩市 さんがキャスティングされて、内容も前作と異なる物語となり、新たなるファンを得ました。

 

     天神界隈をぶらぶらして、博多座に辿り着いたら・・・・・・

 

私の目に突然飛び込んできたのが、こちらの役者さん達の名前が書かれた旗でした。 ヾ(´▽`)

 

特にこの博多座とお隣の 博多リバレイン との道を挟んだ壁面側に立つ旗。 私の好きな 藤本隆宏 さん他ファンのキャストさん名がずらりと並んでいて、ここだけで口元ニンマリ

気分はうふふのルンルン♪。.:*・゜

 

                         (博多リバレイン正面側)

 

そして、博多座正面に立つのが、両主役の左手2人と魔界衆となってしまう右手のお二人方。

 

これだけでも、気分アゲアゲなのに・・・・・。 毎回ここへ来ると、芝居にあった趣向を凝らした演出で、やって来る観劇客を楽しませてくれる。

 

映画館でもそうだけど、芝居の場合はその芝居のためだけの期間限定の催し。

 

階段上がるだけでも、一気に加速をつけてその世界感の中へと入っていく。 昔はね、映画館に行くと私もそうした世界感に入る気分で、

喜びながらドアを開けたものだけど、どうしてだか最近の映画では・・・

その頃のような満足感を覚えられる作品が、少ないような気がしてならないの・・・・・。 1本の作品を、何度も何度も観たのって・・・・・

いつ以来だろうか・・・・・・・?

 

でも芝居は 生もの って言うでしょ。

同じ時間に同じ空間で、役者も観客も生きてるわけよ。 役者の演技に一喜一憂したりして、劇場内にいる間だけは、皆・・・・魔法にかかったような状態でいるわけね。 だから 臨場感 が半端ない!

同じ演目でも、毎回毎回・・・回を重ねる毎に、芝居も演出も変化したりして、実際この日も主演の 上川隆也 さんが、カーテンコールの時になって、 「実は芝居を8分ほど削ってしまった。」 と、セリフ飛ばしなどのミスを報告されたの。 幕間の休憩時間に、次の芝居が19時10分からとなっていたはずなのに、場内アナウンスで開演10分前の

放送が流れたのが、私の時計で 18時55分 だったんです。

 

「あれ? おかしいなぁ~」 とは思ったんだけど、生ものの芝居だけに時間を巻いたか押したか・・・・ってくらいに思ってたの・・・・・

まさか裏では、そんなアクシデントが発生してたとは、(苦笑)汗 

 

こうしたアクシデントありも、役者さんにとっては大変なことだろうが、

うちらお客さんとしては、その時その場だけの体験となり、生ものだけにのありがたい体験ともなるのだ。 そこに居たからこそのサプライズ (^┰^;)ゞ 実際この時も、上川さんの言葉に会場の皆笑ってたもの・・・・・。 どんまいどんまいo(*・ロ・*)o

 

Wキャスト なる者がいないので、1回約 4時間 の長い芝居。

1日昼夜こなしていては、到底体が持たないかなと思ってしまう訳で、

それ故今回の芝居は、夜の部がある日が限られているのかなと思ってしまう。 勿論キャストさんの仕事の都合もあるかもしれないし・・・・

 

それでも、入場待つ間のロビーでは、昼の部から降りてくるお客さん達の姿を見ていたんだけど、もぉねぇ~~・・・・凄いのよ! 本当に・・・・後から後からドドドドドォ~~~てな感じで、溢れんばかりの観客達。 ほぼ少数になり後が少なくなるまで、30分近くもかかってました。 (´▽`*)アハハ

 

たまたまロビーで待っていたら、横に来て話しかけてきた母親世代の女性がいて、この方名古屋からとてつもない荷物を両手に持って、

ホテルではなく直接劇場に来たようだったんだけど、荷物はロッカーありますよ・・・・って教えてあげたら、凄く喜んでくれて・・・・・・彼女に誰のファンですかと尋ねたら、「上川さんのファンです」 と答えてきた。 そしてファンクラブにまで入っているというじゃない・・・・・

この方は、上川さんの顔よりもその声が好きなんだって(笑)

だけど、お芝居も姿も観てあげてね・・・・って言うと、笑っていたけどにひひ

 

実は着席した隣にいたさっきの女性世代くらいの御婦人も、やっぱり

上川さんのファンだと答えてくれた。

 

上川隆也さんって、意外にアダルト女性キラーなのだろうか?(苦笑)

勿論若いファンもいると思うけど、私の母親世代の女性が、これほど好きだと答えてくれて、おまけに県外からはるばる観に来るくらいの熱の入りよう。

 

それにはやっぱり、主演されたドラマとかの関係もあるみたいですけど、もう答えてくれる時に本当に嬉しそうにしている姿に、ついつい

私も 「いいですよねぇ~」 って、同調するような答え方をしてしまった。(笑) そうすると、また彼女たちが喜ぶから・・・・・( ˆmˆ )

 

名古屋の女性は、やはり東京か大阪にも行くような事を言っていた。

 

 

 

で、気を取り直して元の魔界転生の話しに戻ろう。 (笑)

 

こちらの光る生花は、博多座のロビーに置かれていたものだけど、

天草四郎縁の熊本や長崎からも、福岡放送局と共に寄贈されていたようだ。 この光る長い棒って・・・・・・・・

 

やっぱり・・・・あれだよなぁ~~~。(* ̄m ̄)プッ

(わかる人にはわかる映画の話)宇宙人宇宙人宇宙人

 

観劇終えて降りてきたお客さん達も、スマホだカメラだ片手にして、

この生花を撮影しに来てたくらいの人気スポットに・・・・・・

そうそう今回は、約4時間という大作だけに、入場する前にしっかりと腹持ちしそうなパンなどを食す。  こららは博多座の外にある・・・・

HAKATAZA BAKERY さんの品物で、どれも新作な商品。

手前が魚肉ソーセージを衣で巻いて、カレー味をつけた揚げパン風。奥が新しく売り出されたばかりという ボスマロン なる商品で、

渋皮な栗が上にトッピングされていて、二枚重ねのパン生地は・・・・

フレンチトーストみたいな表面に、内部はふんわり柔らかくて栗?の

刻んだ実が入っている。

 

初めて入って気がついたんだが、店内ではリアル上演中の音声が流れているんですよ。 ヽ(*´∀`)

 

これは、多分博多座のA席入口があるロビー内でも、同店がパンや焼き菓子などを売っているんで、仕事に関わる事からかなと思った次第

前回の「マリー・アントワネット」の時に買った クロカント ・・・・

ひと口で大好きになったんだけど、

 

劇場内のお店にクロカント買いに行ったら、さっき店にいた店員さんがいたんで、それで仕事関係で店内に流してたのかなと思ったの・・・・。

 

この方誰だかわかりますか? 現在は御病気で、長く療養生活をされているようですが、81年の魔界転生にて 細川ガラシャ を演じられた確かまだこの頃は、20歳そこそこぐらいではなかったかと思ったが、若き頃の女優 佳那晃子 さんです。

 

名前を知らない人でも、後年の2時間ドラマなどでの姿を見たら

思い出す人もいると思います・・・・・。

 

81年版では、深作さん達が物語の構成を考えている中で、原作では男ばかりが蘇る姿に、色がないなと細川ガラシャを登場させたというのです。 これには原作者の山田風太郎さんも、考えつかなかっとありました。 物語に変化を加えて、夫である 細川忠興 に見捨てられて、愛情が深かっただけに無念の思いを残して死んだとされました。

 

それを利用して、天草四郎が妖術により蘇させたのです。

 

そう・・・・魔界衆になるには、この世に対する 負の念 がなければならないのです。 それは深ければ深いほどによい。 だからガラシャは、夫からの贈り物であった打掛を羽織って蘇り。 それが炎に焼かれてしまうラストでは、江戸の大火・・・・江戸城の火事の原因を作る元となってしまいました。

 

 

で・・・・・、今回の紅一点な魔界衆での女性はというと・・・・・。それは、

写真全面にいる方・・・・そう、 淀 殿 です。(笑) 

演じるは 浅野ゆう子 さん。

 

大阪城落城での無念と怨念が、死しても尚メラメラと内に秘めたまま

彼女の眠る大阪の地にて、怪しげなあの呪文を唱えると、天空がにわかに暗くなって、まるで蛇のような姿と怖い顔をした淀殿の姿が現れて、人々の天空をぐるぐると飛び回ります。

 

この時は、実際の役者とは別に、声だけ本人でセリフを喋り・・・・・

その怨霊となって空を飛び回る姿は、映像としてバックスクリーンに映し出されます。

 

これがなんとも恐ろしい形相なんですわ・・・・・(苦笑)

 

今回の舞台では、映画やドラマ・舞台を数多く手がけてきた・・・・・

演出家の 堤幸彦 さんだけに、CGやプロジェクション・マッピングなどといった現代風な仕込みをやってくれています。

 

屋敷の後方に出ていた大きな黄色いお月様が、場面が次へ移ろうとした寸前に、突然 「トン・コロコロコロ・・・・」 てな感じで、空から屋根の上に転がってみせたり・・・・・。満月

 

四郎達が何度も登ってみせては、様々な芝居の演出に使われることとなる岩場なるセットに、マッピングを映し出して、ひとつのワンシーンを印象的に見せてくれたり、時には 島原の乱 での乱闘シーンにて、芝居をしている役者たちの後方にスクリーンを下ろしてきて、そこに描かれた島原の乱での激闘シーンの中、実際の人間でも撮影した姿を、まるで蟻んこみたいなくらいの絵の中の人間の一部として見せて、そこでも動いている人間たちがいて・・・・・

 

それと同時に、舞台上でも同じように乱闘をしている実際の役者たちがいて・・・と、まるで遠近法を使っているような見せ場を作ってみせたりして、こうしたスクリーンを使った演出は、これ以外にも度々出てくることとなりますが、これらが使われて・・・・観る者を圧巻・・・・・・。どきどきさせてくれます。 映像と人を使った見せ場の作り方が、まるで映画でも観てるのかといった錯覚さえ覚えてしまう。

 

それはまるで、遊園地のアトラクションの仕掛けのような感じで、

ほぼ全編に渡って登場している岩場のセットも、その周りの道となる

セットを回して移動させる事で、臨場感や遠近・見せ場を作ってくれる。

 

81年の映画では、いきなり首をされされた四郎の姿が登場したが、

今回の舞台では、四郎が指導者としてまだ未熟で、悩みを抱えた十代の少年として登場。 しかし彼を慕うキリシタン達がいて、その板挟みとなって悩む姿を、初めに見せてくる。 

 

そこから、彼がどうして 魔界 へと落ちていったのか・・・・・

魔界転生して蘇る事となったのかを、映像と芝居と音楽にて、鬼気迫る演出で観せてくれるのだ。

 

私の好きな藤本さんは、 巌流島で戦ったあの武蔵 を演じていて、松平 健 さんは、柳生十兵衛の父親 柳生但馬守宗矩 を演じている。 この2人は、今回剣術でのライバルといったような形で、やはり魔界に転生してしまう。 だが宗矩には、もう1つ無念な思いが残されていた。 それは、息子十兵衛との剣術対決。

 

実の子であり、時期跡取りでもある十兵衛には、なんの欲深さも迷いもない・・・・そんな剣をふる息子。 敷かれたレールとお家大事と、

徳川家の剣術指南役までに上り詰めた父親にとっては、自由奔放な息子に対する憧れや剣士としてのライバル心も、持ち合わせてしまうことになってしまっていた。 自分の父親が、魔の手に落ちたと知った

十兵衛達は、強いショックを受けるのだが、ラスト間際で二人が戦う

シーンでは、それまでギャグも今風ツッコミも取り入れられている作品なのに、いきなり見せ場になると、本物の真剣勝負と化して・・・・・

 

観る者を引きつけてくれる。 そして、私の右隣のカップルの女性は、宗矩が倒れて十兵衛の腕の中で、今度こそ死んで行く時には、

十兵衛の叫びに泣いているような仕草をしたのを見逃さなかった。

(`‥・ω・‥´) 

 

上川さんも、時代劇の大御所マツケンさんに対して、引けを取らないような素晴らしい殺陣を見せてくれた。

 

この舞台のアクションなどの殺陣には、やはり千葉ちゃんが世に送り出したジャパンアクションクラブ・・・現在は、ジャパンアクションエンタープライズ と名称が変わった場所で、アクションコーディネーターをされている方が、関わっているようだった。 ちなみに、うちの妹のクラスメートは、女の子なんだが・・・・。 私の真田広之&千葉真一&アクション&ジャパンアクション・・・の影響を受けたようで、まだ十代の頃にオーデションを受けて受かるも、親の反対で東京へ行けなかったといった強者もいた。(笑) 人の与える影響力って、凄いとつくづく思ったよ。にひひ

 

きちんとした殺陣を、ちゃんと見せてくれる演じられる

俳優さんがいる事って、日本の時代劇に対して本当に貴重だと思う。

それだけでなくて、魔界衆での四郎の使いをしている2人の家臣達も、身が軽いこと軽いこと・・・・・。 いきなりすぐ空中で一回転なんてやってくれて、飛び降りたり飛び乗ったりの技が、見ていても気持ちがいいのだ。 (笑)

 

魔界に自ら転生して、これまた妖艶な怪しい芝居を見せてくれるのが、


 

玉ちゃんこと・・・・、 玉城祐規 君・・・・と言っても、既に30歳にはなっているて聞いているが、怖くてゾッとするくらいの声で、語りかけたり突然 「あは、あは、あははははは・・・・」 なんて笑いながら、相手を巻いたり追い回したりして、こいつだけは関わりたくないなぁ~って思わしてくれる演技をしている。 (苦笑)

 

玉ちゃんも私の好きな俳優さん。 ・・・・・なんだろう・・・・・・・

なんか人を引きつけてくれる魅力があると思うのだが、自らの出生や生い立ちを呪い。 全てにケリをつけて、やっと自分らしく生きれると思った矢先に、不治の病に冒されたと知り。

 

これからの人生の先行きを案じて、自暴自棄となり・・・・・・

四郎の妖術にて既に蘇っていた 荒木又右衛門 の誘いに乗る形で、玉ちゃん演じる柳生家の弟子でもあった 田宮坊太郎 は、魔界への扉を開けてしまう。

 

そして玉ちゃんとも仲の良い役者さんで、これまた私の好きな男優である 村井良大 君は、今回 「真田十勇士」 に続いての役柄である。 大阪の戦を唯一生き残ったという 根津甚八 を演じている。 写真で言えば・・・・、松平健さん・藤本隆宏さん・・・の後ろの旗に写っている男子です。 (^^ゞ 今回の甚八は、十兵衛に次ぐ重要な働きをします。 そして一度は、十兵衛のもとを去りながらも、あることで結局・・・最後まで、協力して戦う事となるんです。

 

ちなみに、隣に座った女性に・・・・「私、武蔵役の藤本隆宏さんも好きで・・・」 と言ったら、まったくわかっていないようでしたが・・・・・

現在は、ちょっと前に大河ドラマ 「西郷どん」 にも、江戸城無血開城に向けての話し合いに、勝海舟の使いとして西郷さんのもとを訪れた役をされていました。 (#^.^#)

 

NHKでは、「坂の上の雲」での秋山兄弟の友で、旅順攻撃にて船と共に爆死してしまった実在の人物 広瀬武夫 を演じている。

この写真は、広瀬武夫の出身地である豊後竹田市にて行われた。

とあるイベントでの1枚ですが、本当に広瀬武夫そのものな紳士的な方で、もっと好きになった私でした。(笑)

 

この後・・・、なんと彼は体重を増やして、TBS系のドラマとなった 

大沢たかお さん主演の 「JINー仁ー」 での西郷吉之助 後の隆盛を演じたのだ。 〈〃^∀^〃)ェヘヘ

 

だから・・・・きっと皆さんも、どこかで見た俳優さんだと気づくと思います。 *^ω^)ノ" ♪

 

その藤本武蔵さんも、魔界衆の1人として・・・・実は天草四郎よりも

執念が強すぎたのか? 仲間が殺されていく中で、尚もまだ

地上に留まり続けて、なんと最後の最後に・・・・・・( *^艸^)

 

おっと!それは舞台を見て下さい。(o ̄∇ ̄o)♪

 

いろんなアレンジを加えながら、原作の良い部分はちゃんとしっかりと残して、時代にあった作り方で繰り返し伝えられてきた作品は、今回は日本テレビ開局65周年 での記念舞台となっています。

 

実は日本テレビ開局60周年に舞台化した「真田十勇士」も、堤さんの作品であり・・・脚本も今回の舞台と同じ マキノノゾミ さんによるもの。

 

真田の再演時には、舞台と映画が同時期に公開され、その時の・・・・

2016年版の舞台にて、村井良大君が演じた根津甚八が、今回でも

また同じ村井君にて、演じられたというわけだ。

 

なんとその2016年版舞台では、淀殿をやっぱり浅野ゆう子さんが演じていた。 (* ̄m ̄)プッ

 

堤幸彦さんの作品には、日本テレビ系での「金田一少年の事件簿」の初期作品など、仲間由紀恵さんのおどけた役でも注目が集まった

「TRICK」 シリーズや、「ケイゾク」 映画「20世紀少年」シリーズ他、

シリアスものやドキュメンタリーなど、作品のジャンルを選ばないような作品が、数多く制作されており・・・・・。 名前にあまり馴染みがなくても、その作品は見たことがあるという人は、多いと思います・・・・

 

 

今回の「魔界転生」も、シリアス路線やオカルト路線に加えて、TRICK的なボケ・ツッコミな笑えるセリフや演出もあったりして、・・・・・

長丁場の中での観客を、飽きさせないような演出も見られました。

だから客席からのクスクスやドッとした笑いが巻き起こる事もあり。

最初と最後の見せ場のちゃんとしたシーンといい・・・・・、4時間にも渡る作品なのに、これを観た観客の多くは満足して面白いと口々にする。 そして、誰かに勧めたいと言い、また観たいとも言う・・・・そう言った年配の観客もいたと伝えときたい。

 

私も、なんで福岡に住んでいないんだと、後悔したくらい・・・・・

終演後は、駅へと向かう足取りが、舞台を観た後の満足感と楽しかったといった心と共に、踊っているような感じで急いでいた。走る人走る人走る人

 

奇しくも今週末には、全国の指定された映画館にて、宝塚での舞台

天草四郎が主役となる花組公演 「メサイア」 が公開される。

これは最終公演のライブ中継だ。

 

チケットは、一律4,600円。

 

詳しくは、映画館かチケットぴあのサイトなどをどうぞ・・・・・。

チケット発売は、今月12日の12時までとなっています。

 

この舞台での四郎の物語も、ただの天草四郎のお話しではなくて、

脚色されたオリジナルなストーリーとなっている。 店舗では現在既にDVDなどが発売されていました。(´▽`) '`

 

世界文化遺産に認定された年に、奇しくも天草四郎縁の地である九州から始める事となった舞台「魔界転生」は、この後東京の明治座にて、11月3日~27日まで公演。 続いて大阪の梅田芸術劇場にて、

12月9日~14日まで公演が決定している。

 

先月の「マリー・アントワネット」に続いて、上演の最初の出発地となるここ 博多座 にて観劇できたことは、大変良かったと思ってます。

 

最初に怪しい妖術の言葉で魔界へと、四郎を転生させたのは、小説ではあのキリシタン大名 小西行長 の遺臣であった男・・・・ 

森 宗意軒 (そういけん) そして、それを利用した由比正雪 という男。

 

この正雪が、時々見せるすっとぼけたセリフと演技に、本当は悪人なんだが、最後はお客さんも笑ってしまう・・・といった演出もあり、ラストのキャスト総出のご挨拶シーンでは、思わす・・・・・

「えっ、これだけしかいなかったの!?」 て、思ってしまうくらいに・・・・上手く映像や作り込みを使ったなと思わされてしまったくらい。

 

9日のカーテンコールは、客席の鳴り止まない総立ちの拍手に、2度も行われた。 特に、舞台最後のキャスト挨拶のシーンでは、いきなり軽快な音楽が流れて、客席からもリズムを取るような拍手が響き。 キャストが次々と踊りながら飛び出してきて、そのうちペアーを組んで、ダンスをし始めたりして、その中を柳生衆も魔界衆も踊りを披露しながら挨拶は続き。

 

「今回は、マツケンサンバは見れませんね。」 と、隣の御婦人と言っていたのに、そのマツケンこと松平健さんが登場する時には、背中に金色の幕を背負って登場

 

そのステップは、思わず マツケンサンバだぁー って、喜んだくらい・・・。 (* ̄m ̄)プッ音譜

 

なんかねぇ~~、最後はシリアスに終わったけれど、キャストさん達の粋な計らいなダンスシーンに、客席からは沢山の賞賛の嵐と黄色い声と、時よりヒューヒューな音まで聞こえてきた。 

十兵衛役の上川さんも、・・・・・

「今日で公演4日目、まだ71公演ほど残ってますが・・・・」 って、キャストスタッフ共々に、素晴らしい舞台に仕上げていくと言葉を述べられました。 

 

今回の1枚は、エントランスホールのパネル前で出会ったアジアな

外国人の方による撮影です。 (笑)  あちらは英語で話しかけてくれるんだけれど、・・・・・

 

魔界転生をどう説明するかな英単語が、私の中で不足していて・・・・

けっこう難題となり、多分伝わりきらなかったと思うと、本当に情けなくて・・・・。 私の英語にも、優しく接してくれて・・・・ありがとうてな感じでしたが、でも私の人物紹介での天草四郎には、何かピンときてたみたい・・・・もしや世界文化遺産で、旅をしてたんでしょうか?

だとしたら、ますます英単語が必要だ!(笑)

 

 

老若男女共に楽しめる作品です。ベテラン俳優陣の演技は、本当に

素晴らしいです! 本物は本当に凄いですね・・・・。

是非お薦め致します。(≧▽≦)ゞ 機会あればよかったら観劇してね。

 

そしてこれだけは言わせてね。ウインク

幕間の休憩に入る寸前にも、十兵衛からとんでもない芝居を観せられます。 いえ、演出ですね。(笑) そして、休憩時間内・・・・・

博多座では、劇場内での飲食が許されています。 それだからか・・・

閉められた幕にも、数々の映像が映し出されます。

きっと笑える楽しい映像です・・・・お楽しみにしておいて下さい。(#^.^#)

 

遊び心も満載な舞台 「魔界転生」 は、映像ではなくて・・・・・

是非劇場へ足を運んで観て欲しい作品です。( ̄^ ̄)ゞ