昨日、今日は仕事が休みだったから、おとといの話になりますが・・・
主人と一緒に勤務する介護施設での主な作業は、居室清掃と、リネン交換です。
老人ホームなので、入居者の方の容態、気分、外出の予定などを、申し送りノートを見たうえで、声をかけて確認してから居室に入ります。
もうすっかり、まあ、ほとんどの入居者様に顔を覚えてもらえたので、こちらも楽になりました。
この日の3番目の作業の居室は女性で、部屋には鍵がかかっていましたが、ノックをしてそっと呼びかけると出てきてくれて、
「掃除?今日はいいから」 と言うので、「あ、では、シーツと布団カバーだけ変えましょうか?」
と、こちらも仕事だから一応、対応すると、「いいの。わたし、車で・・・?ここに連れてこられたの。」と。
この方は、たまに気分がブルーになってしまい、自宅に帰りたくなるようで、私も他人事じゃないなあ、と、思いつつ、部屋を見るといつもそうだけど、すごくきれい。これは私と違う(笑)
「あ、きれいにされてますものね。また今度にしましょうか」 というと、その女性はいたずらっぽい目をして、 「内緒ね。ここは言うとうるさいから。」 「はいっ(笑) 言いませんから(笑)」
清掃と、リネン交換をパスしたことも、内緒にしてあげる、っていう、交換条件が、ほほえましくて、でも家に帰りたい気持ちを叶えてあげられないのは、ちょっと切ない・・・・(-_-;)
几帳面で、きれい好きの人って、掃除や、洗濯、ベッドの整え方にも、自分のルールがあるんですね。
私の祖母がそうだったから、わかります。
こういった入居者さんとのやり取りも上司に報告することになっていますが、入居者様は何十人も入っており、高齢者なので、個々、注意事項もあり、常に変化するので大変です( ;∀;)💦
寄り添う気持ちだけではやっていけない部分もあり、日々、戦々恐々の思いで出勤しています🚙
でもこの日の「内緒の約束」は、やっぱりちょっと笑ってしまう出来事でした(*´▽`*)
主人も、このくらいはできたらなあ・・・・