子どもたちがいつの間にか成長し、
長女次女はもう高校生。
三女がまだまだ小学生だけど、
きっとすぐに大人になってしまう…
今時はお母さんも働くのが当たり前だから、
私が、子どもたちが小さい頃から働いてきたのも当たり前なのかもしれないけれど、
私は子どもが小さい頃にもっと触れ合いたかったと思っています。子どもたちは今も可愛さは変わらないけれど、たどたどしく喋っていた頃とか、一生懸命私の後ろを着いてきていたあの頃とか…私はちゃんと子どもたちを真正面から見られていたかな…
あいつと結婚して18年。
三女を産んでからわかったあいつの借金。
そしてブラックで住宅ローンも組めないことも知った時は「トムさんの存在価値とは?」と思ったほど。
でも、なら私がやらなくちゃ…と、
無我夢中で働いてきました。
三女の保育園の送迎とか、学校のPTAとか、
「大変だった」って思いはあるんだけど、具体的な記憶はなくて、
気づいたら子どもたちは手がかからない年齢になっていました。
今は最低限の家事と仕事をすればいい毎日。
今回の次女の受験とか大変だったけど、必要に応じて対応するだけ。
死なせないように常に子どもたちを見て、大事に大事にお世話をしていた時に比べたら今は時間が余るようになりました。
特にマイホームを建てるために頑張った2017年。
私でもマイホームを建てられるとわかった時、本当に嬉しかった。
そしてすぐに決断したトムさんとの離婚。
実際には離婚は保留状態だけど…
裏切られてまでへらへらしていられない。
あんなやつ死ねばいいのに、死ねばいいのに…と、
毎日あいつを恨みました。
でも恨んでいたら幸せが逃げるだけ。恨む時間も気力ももったいないと気づいた。
だって、みんなが私の味方をしてくれて、
そして大事な娘たちは私のそばにいる。
これ以上に幸せなことはないよ。
結婚10年ほどの早い段階でクソ旦那に見切りを付けられたことは良かったと思うし、
このマイホームを建てられたこともあのタイミングで良かったと思う。
もともと体調を崩しやすい私が救急車で運ばれた時も、あいつがいない時で良かったし、
私は運に恵まれてると思います。
今、このマイホームで子どもたちと過ごし、
屋根がある生活、
ふかふかのベットで寝られる生活、
おいしいご飯を食べられる生活、
これは本当にありがたい。
でもこれは私が、私の努力で手に入れたもの。
あいつが手に入れることは不可能だったもの。
あと7年経てば、三女が高校を卒業。
大学に行く可能性もあるけど、その時46歳になる私は何が出来るかな。
早くに結婚して、早くに子育てをした私だから、
早くに子どもたちが巣立ったら、そこからは老後の資金のために自分のために貯金を頑張ろうと思う。
子どもたちに迷惑をかけないために。
20代、30代、たくさん頑張りました。
今年40歳になります。
40代は子どもたちが完全に巣立ち、私がひとりで過ごす老後に向けての準備期間かなと思っています。
年を重ねて私は何がしたいか。
何ができるか。
どう生きるか。
ゆっくり考えていきたいと思います。