今日は土曜日ながら仕事の絡みで

福井へ行ってきました。

 

冷静に考えてみると、私が福井へ足を

踏み入れたのが1999年の1月以来でした。

 

その時は私の趣味で訪問したので、

それなりに想いはあったのですが、

今日は仕事で訪問したこともあってとは

思いますが、何の感情も湧かないまま、

同行した社員が福井駅前で借りてくれた

レンタカーの助手席に座って、

海辺にあるお客様の工場へ往復しましたが、

海辺の風景以外、私の心を捉えたものは

何一つとしてなかったのでした。

 

日本の地方の風景は、どこへ行っても

同じように見えてしまうのです。

 

特に自動車道路沿いはそんな風に感じます。

 

だからここ数年、私はどこへも旅をする気に

ならないのです。

 

それから私が物心ついてからずっと

好きであった鉄道の姿もすっかり変わって

しまって、もはや私が胸をときめかせて

眺めるような車両もなく、ただ淡々とサンダーバード

で往復をしただけになりました。

 

昔の国鉄型の485系が走っていた頃は、

まだ大阪から福井への往復の乗車を楽しむ

気持があったのですが、今日は本当にただ淡々と

サンダーバードの車窓から外を眺めて早く

目的地へ着いてくれることだけを考えていました。

 

福井駅も北陸新幹線開業の絡みで高架になって

いましたが、かつての国鉄時代から引き継いだ

雰囲気のあった駅は忘却の彼方へと去ってしまい、

ただ味気の無い近代的な少し暗い感じの高架駅

としか私は感じる事が出来ないのでした。

 

国鉄時代のような貨物営業や荷物営業や客車列車

などが皆無となってしまった今となっては、

あの駅の姿が”現代”と言う事になるのでしょうが、

一体誰が鉄道の姿をこんなにつまらないものに

してしまったのか、と思わざるを得ませんでした。

 

かつての485系よりも振動が少なく、シートも広く、

リクライニングもするようにはなっていましたが、

私にとってみれば、

”それがどうした?”

と言う気持ちで一杯です。

 

少なくとも485系の時代は

”俺は今電車に乗っているんだ!!”

と言う実感を感じる事が出来ました。

 

たとえよく揺れてもシートが狭くても。

 

そんな訳で、これからもますます私にとって

鉄道の姿はつまらないものになってしまうのだなあ、

と言う想いと、どこの街へ行っても、

同じような景色ばかりだなあ、

との想いを強くしただけの、20数年ぶりの、

遠くの街の訪問記でした。

 

まあ、あくまでも私の私見ではありますが・・・真顔