前回のブログでジャスドラマーの竹田達彦さん
の事を少し書いたので、
さっきWEBで竹田達彦さんについて検索をかけてみたら、
何と2016年の8月に49歳と言う若さで急死されたことを
知りました。
その記事を読んだ瞬間、絶句してしまいました。
竹田達彦さんのライブは2014年11月に梅田にあるジャズバー
JAZZ ON TOP で観たのが最後になってしまいました。
私が初めて竹田さんのドラムを聴いたのが2004年3月、
当時まだ西梅田にあった頃のJAZZ ON TOPで
生田幸子さんのライブでドラムを叩いておられた時でした。
その時はベースが荒玉哲郎さんでした。
今でもそうだと思いますが、JAZZ ON TOPは
3部制のライブ形式になっていて、
その日私は1部から3部まで全部見ましたが、
3部はお客さんが私一人と言う状態でした。
竹田さんのドラムがあまりにも凄かったので
(1バスドラムで16分音符の連打をしておられたり
していました)
ライブ終了後に少しお話をさせて戴きました。
私もドラムを叩いてるので、
どうやったら1バスで16分音符を連打出来るのか
質問をさせて戴いたのですが、竹田さんは
”靴の中にモーターが入っているんですわ~”
とシュールなジョークで返されました。
で、前回のブログにも書かせてもらったのですが、
ロック系のライブで竹田さんがドラムを叩かれた時の事を
私に話してくださって、その時のコメントが
”僕のドラムの音はロック系のサウンドには細いみたいで、
ロックは僕のドラミングは合わないと思います”
との内容でした。
あれだけのテクニック、センスをお持ちでもやはりジャズとロック
では合う合わないがあるのだなあ、
とそのコメントを聴いて私も深く納得したのでした。
特にドラムはギター、ベース、キーボードのようにアンプを
通して音を出すのではなく、基本は生音の大きさでスタイルが
決まってしまうので最もだなあと思いました。
ジャズのドラムはスティックでヘッド(打面)を撫でるように
演奏するのが基本ですが、
ロックはヘッドを力強く叩いて太い音を出さなくては
他の楽器の音に負けてしまいます。
ジャズはベース、ピアノも基本的には生音なので、
やはりロックとは叩き方が全く変わって来るのです。
ジャズの編成でロックの叩き方をしてしまうと
ドラムの音だけが大きくなってしまいます。
そんな基本的な当たり前の事を竹田さんとの会話で再認識出来、
その後の私のドラマー人生にも影響を及ぼしています。
だから前回のコメントも、私は間違っていないと自信を持って
書いているのです。
そんな私のドラマーとしての認識にも大きな影響を及ぼした
竹田達彦さんが3年前に逝去されていた事を今日知って、
大変ショックを受けています。
竹田達彦さんのご冥福をお祈りすると同時に、
私はこれからも自分の信念を持って、
ドラマーとして精進して行きたいと思います。