最近建物の免震ツールであるオイルダンパーの
品質に問題がある製品が使われていた事に関する
ニュースが報道されていましたが、
オイルダンパーは昔から鉄道車両の台車にも装着されていて、
その効果を大きく感じた出来事がありました。
もう20年近く前になりますが、
山陽電鉄3000系がまだ特急に使われていた頃、
私は姫路からの帰りに3016F4連に乗車しました。
その当時はまだ車体のリニューアル工事を受ける前で、
2003年に廃車となった3556号を組み込んで
4連で運用されていました。
私は大阪方から2両目の3017に乗車していました。
すると走行中高速域になると激しいローリングが生じました。
始めのうちはちょっと面白いなあと感じて乗車していたのですが、
普段感じる事がないくらいの激しいローリングに
だんだん不安を感じて隣の3556に乗り移ったのでした。
それから数日たったある日、
3016F4連が走行している姿を見ると、
3017の台車に装着されているオイルダンパーだけが、
真新しい明るい灰色になっていて新しいものに交換されたのが
分かりました。
そして程なく3017に乗車する機会があったのですが、
見事にあのローリングは解消されていて元の正常な乗り心地に
戻っていたのでした。
あの時はオイルダンパーの役割の大切さを
ひしひしと感じました。
そんな訳で小さな部品の一つ一つについてもおろそかにせず、
ちゃんと品質管理をしてもらいたいものですね。