昨夜のブログでおんぶオバケの事を書いたら、
その中の印象的な話を思い出したので書きます。
それがタイトルの 狼の眉毛 です。
どんな話かと言うと、
ある村に貧しい若者が一人で暮らしていました。
若者はあまりの貧しさ故に食べるものも満足になかったのでした。
若者は村人達の家に行って、食後の洗っていない鍋や釜を
貸して欲しいと訪ねて、それを家に持ち帰りました。
若者は鍋や釜にこびりついている米やその他のものを
こそいで食べて空腹を癒していたのでした。
そんなある日、村人の一人が若者の家の中を覗き見して、
その事実を知り、すぐさま村中に知れ渡ってしまったのでした。
それからと言うもの、若者に鍋や釜を貸してくれる家は
1件もなくなってしまいました。
若者は途方に暮れて、自分のような者はいっそ死んでしまった方が
良いのだと思い、山へ入り死を待つのです。
そこへ狼の群れがやってきました。
若者は始めは驚きましたがすぐに
”どうせ俺はここで死ぬんだ、俺を食べたければ食べれば良い”
と狼の群れから逃げなかったのです。
すると狼の群れの中の一番偉い狼が若者に
”お前は人間界で随分と苦労をして生きて来たようだな、
今からお前に俺のこの眉毛をやろう”
と言って、自分の片方の目の眉毛を若者に与えるのです。
狼は
”その眉毛を自分の目の上にかざして世の中を見てみよ、
そうするとどれが本当の人間であるかが分かる。
その眉毛で世の中を見て自分の道を開くのだ云々”
のコメントを残して去って行きます。
若者は早速都へ出て狼の眉をかざして世の中を見てみました。
すると狼の眉毛をかざさざずに見ると普通の人間の姿をしているのに、
狼の眉毛をかざしてみるとほとんどの者が狐や狸などの動物の
姿に見えるではありませんか!
つまり狼の眉は、”真の人間” を見極める力を持っていたのです。
そうこうするうちに狼の眉毛をかざしていながら人間の姿をした男が
通りかかり、若者はすかさずその男の前にひざまずき、
”どうか私をあたなの弟子にして下さい”
と懇願し、その男の弟子になり幸せに暮らしました。
と言うお話です。
この物語をTVで見たのが既に35年も昔のことですが、
印象に残っているのです。
僕自身の姿は狼の眉毛をかざして見てみたら、
人間の姿をしているのでしょうか?
それとも???????
おんぶオバケ、久しぶりに見てみたくなりました(*^▽^*)