最近20年くらい前に精力的に活動していたバンドの、
デモテープ(をCDに焼いたもの)をよく聴いているの
ですが、その中の2曲について、録音のときの事を
思い出しました。
当時、新曲が出来るとそれをスタジオで録音してデモ
テープにし、ライブ会場で配っていたのです。
1991年5月のライブに向けて、3月に完成した新曲を
ライブ前に録音することが決まりました。
メンバー全員仕事をしながらの活動ですから、録音は
土日のいずれかと言う事になります。
しかし、録音を予定した土日に、急に僕は仕事で東京へ
行かなくてはならなくなったのです。
その事をリーダーに告げるとリーダーは僕にこう言い
ました。
”そうか、しかし俺は今度のライブで新曲のテープを
配りたいからお前、平日の夜仕事が終ってから一人
でスタジオへ行って、ドラムだけ先に録音して来てくれ、
スタジオの予約は入れておくから”
そうです、平日の夜、仕事が終ってから僕は一人で
録音スタジオへ行き、ヘッドホンから再生されるドンカマ
(メトロノームのクリック音)のみを聴きながら、
一人で黙々とドラムを叩き、自分のパートだけ録音を
済ませたのでした。
当然のことながら職場にはスネアドラム、キックペダル、
スティックを持参で出勤しました。
ドラムセット、シンバルはスタジオ常備のものを使い
ましたが・・・。
そしてライブ当日、メンバーから
”お前がドラムを先行して録音しておいてくれたお陰で、
今日のライブでの配布に間に合ったわ”
と言ってカーステレオで完成した音源を聴かせてもらい
ました。
メンバーは僕が東京へ行っていた土日に、
スタジオへ入って僕のドラムの音源にギター、ベース、
ボーカル、コーラスをかぶせて録音、ミックスダウンして、
音源を完成させていたのでした。
我ながら
”なかなかよく出来てるやん”
と満足でした。
そんな訳で、
当時の僕はリーダーからの少し無茶なオーダー??
に応えながら、ドラマーとしての役割を果たしていたのだなあ、
とその頃の音源を聞き返す度に想うのでありましたo(^-^)o。