この曲、好きなんですよねえ。


作詞;阿久悠さん 作曲:茶木みやこさん  編曲:岡井大二さん

歌っているのは茶木みやこさん

元ピンクピクルスのメンバーで、京都在住のシンガーです

(多分今も京都在住の筈です)。


1978年にTVで放映されていた 横溝正史シリーズ第二弾 の

エンディングで毎回オンエアされていました。


全体的に不思議な雰囲気で、

詞も曲も編曲も茶木さんの声も、どれもが凄くバランス良く

マッチングしているのです。


僕が特に注目したいのが編曲です。


イントロにしても歌のバッキングにしても、

始終独特のフレーズが演奏されていて、

それでいて間奏のエレキギターのソロが、

凄くロックしていていカッコ良いのです。


編曲者に岡井大二さんを選抜したこの曲の

プロデューサーの手腕と言うべきでしょう。

残念ながらどなたがプロデュースしたのかは不明ですが・・・。


ドラムのフレーズも非常に曲、アレンジとよく合っていて、

ミキシングのバランスも僕好みに仕上がっています。


これが他の編曲者が違った編曲をしてしまうと、

ここまで僕は好きにならなかったと思います。


横溝正史シリーズ 第一弾 のエンディングも

茶木みやこさんが歌っているのですが、

こちらは編曲が グッド・グリーフになっていて、

これも素晴らしい出来栄えなのです。

曲名は まぼろしの人。


しかし、アルバムバージョンの まぼろしの人 は、

アレンジ、演奏ともにゴダイゴで、

グッド・グリーフとは全く違った、あっさりとしたアレンジになっていて、

僕は正直あまり好きではないのです。


同じ曲でも、編曲の違いによって生きるか死ぬか。

大きな分かれ道になると思います。


日本はもっと編曲者(アレンジャー)の地位を

上げるべきです!!


だって、クソみたいな曲でも編曲が良いためにヒットしたり、

逆に原曲は良い曲なのに編曲によってその良さが損なわれたり、

編曲って、奥が深い深いものだと僕は認識します。


場合によっては作曲よりも。


と言う訳で、

あざみの如く棘あれば は、岡井大二さんの編曲が

光っていると思います。