🔵 発汗は、交感神経の刺激によって始まります。


3~7日間連続して暑さにさらされていると、徐々に、体内の熱産生が始まるとともに発汗が生じ、また、多くの汗腺から発汗が始まることで、効率的な発汗が行われるようになります。


1時間の発汗量が1リットルに至ることもあります。


発汗量が増加するとナトリウムイオンの再吸収が追いつかなくなり、汗に含まれるナトリウムイオンの濃度は上昇します。


汗が多いほど体温調節には有利になるのですが、それだけ水分とナトリウムイオンを喪失しやすくなります。


さらに、3~4週間連続して汗をかいているとアルドステロンの汗腺への作用が強まり、ナトリウムの喪失が抑えられるようになる。


これらの現象を暑さへの順化と呼びます。


逆に、汗をかかない生活を数日続けていると暑熱順化の作用は徐々に失われます。


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 発汗のメカニズム より


🌟 夏合宿


涼しい?と考え、山の中のフェスティバルに参加する。


期待は裏切られ、酷暑の三日間…。


離れたフィールドでは、主審が倒れ救急車で搬送される。


我チームでも3人がリタイヤ、一人は酷かったので、一人別室で就寝させる。


夜中に何度か確認に行くと、一糸乱れぬ微動だせず、仰向けに寝ていた。


真剣に、呼吸を確認しました!


彼は、残りの2日間日に当たることもできず、その後一週間は安静に徹し、その出来事がショックだったようで、サッカー部を辞めてしまう。


レギュラーのMF、あんなにサッカーが上手くて好きだったのに…。


しかし世の中は、酷暑のためにエアコンの使用を安易に推奨している。


こんなことも有りました。


移動のバスでのエアコン、その後フェスティバル初日の第一試合で、重度の足関節靱帯損傷、残り2日間はRICEを徹底する。


他ケースでは、あれだけ言ったのに、生まれて始めて高級ホテルに宿泊、しっかりエアコン効かせた朝一の試合、何のプレッシャーも無いのに自爆で<前十字靱帯損傷>の重症、残りの2日間はRICEして移動は松葉杖と車椅子。


汗かくのが仕事のアスリート達、扇風機を上手く使って、汗かいて寝れる位でないと、夏にサッカー連戦なんて出来ません!


一般ピープル達も、汗をかきましょう。