🟢 何故かトップの撓り?
50歳男性、柔らかく強く安定した省エネのフォームを模索中。
アシスタント・プロお勧めの、柔らかいシャフトの彼のスイングを拝見する。
速く強いヘッドスピードのとき、何故かトップで撓りが少ない…?
良~く観察すると、ダウンスイングする瞬間に微妙に手首を使っている。
そのため、左後方頭の左前にシャフトが撓りヘッドが回り、僅かな力みが生じてヘッドの回りが遅れ、大きな回転フォームの割には、ヘッドスピードは低下する。
そんな時、手首を使えない握りを考えていると、ズット以前に薩摩で薬丸野太刀自顕流を見学させてもらい、<蜻蛉の構え>の両手を離した握りを思い出す。
修行中の野球少年が、自顕流の打撃は強く、ホームランが打てると話してくれる。
もしかするとと思い、指を絡めず少し離して握ることを御願いする。
するとトップで撓りが無くなり力みが抜け、素早いヘッドスピードに成ってくる。
手首が使えなくなり、手や腕より大きな筋群、体幹から広背筋の伸長性収縮、弾性パワーを使えるようになったのでしょうか…。
シャフトの撓りではなく、自らの撓りでスイング、柔軟性も維持して、安定したフォームに変わってきました。