🔵 高校野球 遊撃手17歳


高校2年の11月末、右足首外踝の靭帯損傷、3度の重傷。


① 、ファースト・エイドとして、RICEを徹底して、炎症と腫れを抑える。


②、週2回全身を手技で解し、毎日ヒップリフト100回×100セット、毎晩交替浴を徹底して、血流を促して関節可動域を回復させる。


③、可動域70%回復、50%過重許可段階、②に加えて、片足ドロップ・スクワットをスタート。


④、 可動域80%回復、100%過重許可段階、②に加えて、両足ドロップ・スクワットと、足を引きずら無い、股関節を使った歩きも指導する。


※ 足を引きずると、股関節は緊張して、柔軟性が低下する!


⑤、可動域95%回復、④に加えて、スタート、ストップ、ターン、ジャンプの動きを、左右足の運びや重心移動を、ローインパクトからトレーニングして、素振りも始める。


⑥、可動域99%回復、⑤を素早く問題なく可能となってくると、フィールディングの左右足の運びや重心移動そして捕球動作を、リラックス・レベルからトレーニングして、20M往復12種目のステップ・ワークもスタート。


⑦、 ⑥を痛みや違和感なく、俊敏で可能となり、ステップ・ワーク50セットもクリアー、可動域も100%回復、柔らかい弾力ある骨格筋で、最高のコンディションとなる。


しかしリハビリなので、インターバルを確り入れて、フォームを正確にやることを重要とする内容であり、長い距離や時間のトレーニングは全く遣っていなかった…。


以上を2ヵ月で可能となった2月上旬のマラソン大会(9KM)、走り込みゼロだったが単位修得のため、復帰間近だったこともあり、ジョグでの参加を許可する。


結果は、ナント準優勝!!!


陸上部の選手とデッドヒートして、ラストは全力疾走したが1Mの差で負けた。


二人の走りは、1キロ3分のトップアスリート・ペースなので、3位以下は遥か後ろだったらしい…。


マラソン大会後は、足首は全く問題なく、最高のコンディションでしたので、見事な完全復帰でした。


彼は、短距離は遅いが長距離は早いとは聞いていたので許可したが、まさかまさかでした。


走り込みって、何なんでしょうか…。


> たえず可動域を確認して、血流を維持するリラックスした動きを追及して習得しました。