lynn(1998)らはラットに下り坂と登り坂による走トレーニングを実施し、筋節数および筋長ー力関係における変化を観察した。この場合、下り坂によるトレーニングが伸長性トレーニングに、登り坂トレーニングが短縮性トレーニングに相当する。その結果によると、トレーニング後の筋節数は、登り坂よりも下り坂でトレーニングを実施したほうが有意におおく、またより長い筋長において最大張力が観察されたといわれている。


(筋の科学事典 福永哲夫 編 p283)

骨格筋の出力最小単位の筋節が増えるって、パワーアップなのでは…?

伸長性収縮 > 短縮性収縮、ですよね。