撮影日・撮影場所  各写真に記載

 

全国的に珍しくなった広電バスのCNGノンステエルガです。

今ではほとんど見られなくなりましたが、広電ではまだまだ

複数台が現役です。

 

(一枚目)

・広島市内を走る66702号車です(2026.1.9)。

 

2012年式のQDG規制いすゞ車で、10.5m級中間尺の大型

スロープ付きノンステップ車です。

近年標準のAT車となっています。

前グライドスライド中引戸で黒サッシ逆T字窓となっており、

熱線吸収ガラスです。

行先表示器はLEDで、側面行先表示器は戸袋窓の設置です。

路線車の標準色で、側面にはベビーカーマークが貼られ出入口

表示はピクトグラムタイプです。

側面の車椅子マークは大型となっています。

座席は独自仕様のハイバックシートと思われ、国交省標準仕様

ノンステのステッカーは見当たりません。

(二枚目)

・後部です。

乗降中表示器とバックアイカメラ付きです。

 

この車両は一時期低公害車として大量導入されたCNG車です。

広電では広島市内線用としてエルガCNGノンステを2005年頃

から2013年まで大量導入しました。

このQDG規制のエルガCNGノンステは最終グループで、以後は

エルガハイブリッドノンステに移行しています。

屋根上にガスタンクが設置されています。

 

・車番 66749 ナンバー 広島200か16-78 年式 2013

 所属 広島中央 形式 いすゞQDG-LV234N3改 CNG車

 大型スロープ付ノンステップ車 前グライドスライド中引戸 

 黒サッシ逆T字窓 路線色 AT車 

(三枚目)

こちらも広島市内を走る66750号車です(2026.2.15)。

撮影時は6号線 牛田早稲田行きでの運用でした。

この頃の広電はエルガとブルーリボンⅡを並行導入して

おり、それぞれワンステとノンステを導入していました。

エルガノンステはCNG車が多くディーゼル車は少数でした。

(四枚目)

後部です。広電のCNG車は他にコミュニティバス用の

エアロミディ小型ノンステや、呉市営引継車(日デ+西工

大型ノンステやエアロミディ中型ノンステ等)も存在

しました。

CNG車のガスタンクは15年が目安とされそれを目途に廃車

される例も有る様ですが、広電では一部ガスタンクを交換し

延命した車両がいます。

 

・車番 66750 ナンバー 広島200か16-79 年式 2013

 所属 広島中央 形式 いすゞQDG-LV234N3改 CNG車

 大型スロープ付ノンステップ車 前グライドスライド中引戸 

 黒サッシ逆T字窓 路線色 AT車 

(五枚目)

紙屋町付近を走る同型の66751号車です(2026.2.23)。

6号線 江波行きでした。

広島県内では広電や呉市営の他、旧・尾道市営バスや坂町の

町営バスにもCNG車がいました。

中国地方では他にも松江市営バスにも存在しましたが、現在

残っているのは広電だけだと思われます。

(六枚目)

同車の後部です。

各地のCNGバスも近年は引退が進み、海を挟んだ伊予鉄の

CNGバス(全国唯一だった日野レインボー中型ロング)も

引退してしまいました。

昨年秋にはまだ南海バスにはエルガのCNGノンステが現役

でしたが、まだ現役なのでしょうか。

 

・車番 66751 ナンバー 広島200か16-82 年式 2013

 所属 広島中央 形式 いすゞQDG-LV234N3改 CNG車

 大型スロープ付ノンステップ車 前グライドスライド中引戸 

 黒サッシ逆T字窓 路線色 AT車 

(七・八枚目)

こちらは広島中央営業所(江波)に併設された天然ガス

スタンドで天然ガスを補充中の66751号車です(2025.12.3)。

CNGバス運行に不可欠な施設で、その為に広電バスのCNG

ノンステの多くは広島中央所属です(他に西風新都所属車も

存在)。

供給設備の廃止と共にCNGバスが引退した事例も有るので、

大変重要な設備です。

 

90年代から2000年代初頭にかけ低公害化の為各地で導入

されたCNGバスですが、あっという間に廃れた感が有ります。

広電バスのCNG車も廃車が出ているので活躍が見られるのも

長くは無さそうですが、最後まで元気に頑張って欲しいです。

以上です。

 

参考文献  バスジャパン ハンドブックシリーズR95

      広電バス

 

参考HP   小倉新開のバス写真館