撮影日   2024.11.8

撮影場所  昭和バス 西の浦バス停

 

近年脚光を浴びている糸島半島の北端に位置する、昭和バスの

終点です。

 

(一枚目)

糸島半島の付け根、今宿から観光客向けの飲食店や海水浴場が

点在する県道54号を北上し、最北端の静かな港町が西の浦です。

県道から少し逸れた場所にバス停と回転場が有ります。

少し西に行くと近年観光客に人気な二見ヶ浦が有ります。

この辺りは福岡市西区ですが、二見ヶ浦の辺りまで行くと糸島市

となります。

 

ここは九大学研都市駅始発の西の浦線が発着します。横浜西経由と

今宿駅前経由が運行されています。

長くここが終点でしたが、最近この先二見ヶ浦を経由し伊都営業所

まで延伸されており、昼間の便を中心に伊都営業所発着となって

いる為ここで折り返す便は減りました。

又土日はここから二見ヶ浦・野北を経由し、半島北部の沿岸部を

走り芥屋購買店まで向かう「糸島サンセットライン」も運行

されています。

(二枚目)

ここはかなり敷地が広くなっています。

1枚目の左端にバス停と上屋、簡易トイレが有りここで乗降を

行いますが、敷地自体はかなり広く一部は砂利敷です。

後述しますが、かつては西の浦線は本数が多くしかも近辺の

旧・前原営業所や現在の九大学研都市駅近くに有った北原

(きたばる)車庫とも離れており、夜間滞泊も存在したかと

考えています。大昔は建屋も有ったのでしょうか。

 

現在は西の浦線は1時間に1~2本程度なので、多くても2台

くらいしか使わないと思いますが、昔の経緯で広いのだと

思います。今は伊都営業所が近いので夜間滞泊は無いかと

思います。

観光地に近く違法駐車が多いのか、バス停に注意書きが

貼られていました。

 

尚現在九大学研都市駅~二見ヶ浦~伊都営業所間には観光

客の増加を受け、快速便も運行されていますがこちらは

普通便と違い、西の浦は経由しません。

更に最近運行開始された、博多駅~二見ヶ浦~伊都営業所間の

高速バス「ウエストコーストライナー」もやはりこの近くを

経由しますが、西の浦は非経由です。

かつての拠点だった西の浦を経由しないのが昔を知る人間と

しては残念です。

(三枚目)

砂利敷の区画も使われている様で、草は生えていません。

奥の民家の前の辺りにも廃バス停が置かれていて回転場の

境界を主張しています。

 

元々西の浦線は博多駅から中心部の天神を経由し、国道

202号の旧道を経由して今宿に至り、西の浦まで直通して

いました。

90年代までは便数も多かったと記憶しており、博多駅直通

便の他にも福岡営業所出入庫の呉服町終点・天神四丁目

始発の便、発着所が有った今宿発着も存在しました。

又一部便は山間部へ立ち寄った草場経由でしたが、こちらは

極少数でした。

 

しかし同じく202号を走っていた、かつての唐津へのメイン

ルート・福岡前原線と共に縮小が続きました。

草場経由は廃止され、博多駅直通は今宿から先で福岡西道路・

都市高速経由になりましたが2000年代初頭に廃止されました。

代わりに九大学研都市駅発着となり、今宿駅前経由と別に

横浜西経由が設定されました。今宿発着所は廃止されています。

 

一時期は西の浦線は中型車での運行となり、このまま廃止

されるのではないかと思いましたが、近年の糸島人気の影響で

二見ヶ浦やざうお本店といった西の浦線沿線の利用者が増え、

息を吹き返したように思えます。車両も現在は大型車です。

「ウエストコーストライナー」もかつての博多駅直通を髣髴と

させ、再び隆盛を取り戻している感が有ります(西の浦には

停まりませんが)。

 

以上です。