撮影日   2024.4.30

撮影場所  JR九州日豊本線 牧駅

 

先日大分車両センター最寄りの牧駅を訪れた所、大分地区では

運用から外れて久しい783系の姿を見掛けたので紹介します。

 

(一枚目)

前面の錆が痛々しいCM33編成、クモハ783-13です。

背後には415系1500番台が見え、停車位置目標には懐かしい

「485-5」(485系5連の意味か)が見えます。

構内には他にBEC220形や「かんぱち・いちろく」も見えましたが、

撮影出来ず。

 

この編成は4両編成のCM33編成を組成していたもので、末期は

クモハ783-13+モハ783-113+サハ783-207+クロハ782-507で

編成を組んでいました。

4両編成のCM30番台グループの一員で、最後の頃は一部の「かもめ」

等に使われる程度で影が薄いグループでしたが、2021年に定期運用を

外れています。

このグループは既に廃車が進んでいますが、この編成はまだ廃車されて

いない様です。但し電動車ユニットしか見当たりませんでした。

(二枚目)

クモハ783-113の側面です。

南福岡所属ですが疎開留置中と思われます。

この編成は第一次リニューアルだけが施工された編成だった為、

銀色ベースの車体です。

1989年近畿車輛製で、行先表示器は幕式のグループです。

車体の標記類は色褪せており、長く留置されているのが

分かります。

(三枚目)

相方モハ783-113です。同じく1989年近畿車輛製で幕式

方向幕です。

モハ783形100番台はパンタグラフは準備工事で、クモハ783

形とユニットを組み特高圧線を経由して受電する構造です。

その為クモハとの連結面上部にケーブルが繋がっています。

それにしても、783系の連結面部分の姿は通常見られないので

ある意味貴重です。

 

783系は大分地区の定期運用を外れて久しく、まさかここで

姿を見られるとは思いもしませんでした。

もっとも他の2両の姿が見られなかったのは不思議で、既に

小倉に送り込まれたのかも知れません。

783系の運用が今後増える可能性は少なそうで、この2両も

間もなく終焉を迎えるでしょう(ひょっとしたら廃車済み?)。

30年以上の活躍お疲れ様でした。

 

以上です。

 

参考HP  Rail.Lab

 

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