撮影日 2024.1.21
撮影場所 桜町バスターミナル付近
九州産交バスでは少数派のニューエアロスターツーステです。
(一枚目)
・A5-1 京町本丁経由桜町バスターミナル行き1174号車です。
1999年式のKC規制車で、大型ツーステップ車です。
前後引戸で黒サッシ逆T字窓となっています。
移籍時の改造で行先表示器はLEDとなり、窓はフィルム貼りと
なりました。
塗色は路線車の標準色となっています。
この車両は神戸市交通局移籍車で、同局らしく10m級短尺・
エアサス・高出力エンジンで、前面コーナリングランプ
付きです。2013~14年頃の移籍です。
同型車が3台程移籍している他、同局からは他に同時期製造の
いすゞLV系キュービックや日野ブルーリボンHU系ツーステも
移籍しています。
他に熊本県内には電鉄バスに同局では少数派の中型、それも
2台しかいなかったU規制・西工58MCB-Iボディ・前中4枚折戸・
ワンステの組合せの車両が2台とも移籍して来ました。
(二枚目)
・後部写真です。バックアイカメラ付きです。
側面行先表示器は元は窓一杯の特大サイズだった為、名残が
有ります。
九州産交バスではオリジナルの中型車は一時期前後折戸を
採用しており、移籍車でも前後ドア車がいますが大型車では
これら神戸市移籍車と、同時期に入った大阪市営バス移籍車
だけです。県内でもかつて電鉄バスにP規制の大阪市営移籍
エアロスターKが在籍した程度です。
これらの関西出身前後ドアツーステが入った時期は既に
低床車の移籍車の導入が進められていたので、何故この時期に
ツーステの移籍車が入ったのか不思議でした。
近年産交バスの大型ツーステは引退が進んでおり、これらの
車両が最後の大型ツーステになりそうです。
・ナンバー 熊本200か11-74 年式 1999 所属 山鹿
形式 三菱KC-MP717KT 大型ツーステップ車 高出力エンジン
前後引戸 黒サッシ逆T字窓 LED改造車 路線色
神戸市交通局移籍車
以上です。
参考HP BUS画像館熊本