撮影日   2024.1.21

撮影場所  桜町バスターミナル付近

 

九州産交バス生え抜きの中型ロングのレインボーノンステです。

 

(一枚目)

・E3-3 熊本大学・たつだぐち・武蔵ヶ丘経由光の森産交行き

433号車です。

 

2005年式PK規制の日野車で、10.5m級中型長尺スロープ付き

ノンステップ車です。

前中引戸で黒サッシ逆T字窓となっており、熱線吸収ガラスです。

行先表示器はLEDで、近年白色LEDに変更されています。

塗色はこの時期採用されていたノンステ車の専用塗色です。

国交省標準仕様ノンステップ車だと思われますが、ステッカーは

見当たりません。

アイドリングストップ装置付きと思われます。

(二枚目)

・後部です。バックアイカメラ付きです。

後部行先表示器は元は大型タイプでしたが、小型に変更

されています。

 

塗色は海や山、虹や太陽が描かれラッピングされたもので同社

初のノンステ(ネオプラン・廃車済み)に採用され主に市内

向けの大型車・中型ロング車に採用されました。

他にリフト付きワンステもこの塗色に変更されましたが、

2009年を最後に採用が中止され、一部は路線車の標準色に

変更されています。

 

・ナンバー 熊本200か433 年式 2005 所属 熊本

 形式 日野PK-HR7JPAE  中型長尺スロープ付ノンステップ車

 前中引戸 黒サッシ逆T字窓 白色LED改造車 ノンステ色

 アイドリングストップ装置付

(三枚目)

こちらはE3-3 武蔵ヶ丘・熊本大学経由熊本駅行きで

活躍する同型の507号車で、2006年式です。

こちらは前面ドア側窓下に国交省標準仕様ノンステの

ステッカーが剥がれかけですが残っています。

 

産交グループでは中型ロングノンステを2002年から導入して

おり、当初はKL規制の日デJP系、次いで日野HR系を導入

しました。日野車はKL/PK/BDG規制と導入されまとまった

台数が入っています。車両によっては前中ドア間の座席が

2人掛けシート主体で導入されました。

尚このPK規制車では1台だけ希少車のいすゞエルガJも導入

されましたが、見た目は同じです。

(四枚目)

・後部です。

行先表示器の小型化は白色LED改造以前に実施されました。

尚白色LED改造は最初子会社の産交バスで先行して行われ、

最近は九州産交本体でも行われています。但し新車でも

白色タイプと従来タイプの車が混在しており、営業所毎に

分かれているのかも知れません。

 

・ナンバー 熊本200か507 年式 2006 所属 熊本

 形式 日野PK-HR7JPAE  中型長尺スロープ付ノンステップ車

 前中引戸 黒サッシ逆T字窓 白色LED改造車 ノンステ色

 アイドリングストップ装置付

 

以上です。

 

参考文献  バスジャパン ハンドブックシリーズR85

      九州産交バス

 

参考HP   バス画像館熊本