撮影日       2024.1.17
撮影場所    博多バスターミナル付近

 

西鉄バスでは少数派ながら、ちょくちょく見かける無番系統です。

 

(一枚目)

朝ラッシュ時の博多バスターミナルを発車する9814号車です。

西鉄の一般路線バスは末端系統に至るまで系統番号が付与されて

いますが、一部の支線や区間便、ラッシュ時の増発・臨時系統

等で無番の路線が有ります。少し前に無番系統の代表格だった

佐賀~柳川間や羽犬塚~大川間が系統が付与されましたが、

探せばまだ有ります。

 

これはシンプルに「藤崎」としか表示されておらず全く手がかりが

無いですが、博多バスターミナルから呉服町ランプに至り、都市

高速を経由して百道浜ランプから福岡タワー南口を経由して

藤崎に向かう路線です。

直行系統として案内されており、平日朝7・8時台に7本だけですが、

8時台は5本運行されています。

他にその先四箇田団地へ向かう便も平日7時台に2本だけ運行されて

おり、いずれも博多駅発のみです。

都市高速を経由して市内中心から百道(ももち)方面へ向かう路線は

他にも有りますが、この路線は中心部の天神を経由しない速達便

なのがミソです。

(二枚目)

側面です。

行先は「藤崎 藤崎ターミナルには入りません」としか書かれて

いません。福岡タワー南口くらい書いても良い気がしますが。

福岡の副都心的な存在の百道地区へ向かう路線の為、車内は

混雑しています。

 

西鉄バスは福岡や北九州地区の中心部を走る路線でもラッシュ時の

増発的な、区間便や別ルートを走る便が存在していることが有り

興味深いです。この様に無番だったりメイン系統の区間便として

しれっと存在していることが有るので中々把握しづらいです。

そしていつの間にか廃止されていたり…。

あと、この車は少し離れた壱岐所属の車なのもポイントで、

西鉄バスの複雑な運用が窺えます。

 

・車番 9814 ナンバー 福岡200か16-61 年式 2008 

 所属 壱岐 形式 日産ディーゼルPKG-RA274MAN

 大型スロープ付ワンステップ車  西工96MC B-Ⅱボディ 

   前中4枚折戸 黒サッシT字窓 LED表示器 赤バス色

 

 

以上です。