撮影日   2023.6.17

撮影場所  竹下駅近辺

      

先日運行を開始した、西鉄バス初のバイオディーゼル燃料を使用しての

運用に就くエルガノンステです。

※全体的に写真が崩れていますがご容赦を。

 

(一枚目)

・ららぽーと福岡~竹下~福岡空港国内線ターミナル南間で使われる

2922号車です。

 

この路線は元はららぽーと福岡~福岡空港間と、ららぽーと福岡~

竹下間の路線を少し前のダイヤ改正で統合して出来た系統で、同改正で

ららぽーと関連の無番系統は系統番号が付与された路線も有りますが、

当路線は引き続き西鉄では珍しく無番です。

 

2015年式QPG規制のいすゞ車で、大型スロープ付きノンステップ車

です。前グライドスライド中引戸で黒サッシ逆T字窓、LED表示器です。

塗色は「スマートループ色」ですが、側面はラッピングされており

前面はそれに合わせた帯色になっています。

国交省標準仕様ノンステで、06NS仕様です。

(二枚目)

側面はラッピングされており、協力事業者の「スターフライヤー」

と「ユーグレナ社」の名前が書かれています。

参考プレスによれば、「ユーグレナ社」開発の次世代バイオ燃料

「サステオ」を使用しているとの事で、この「サステオ」は既存の

ディーゼルエンジンに加工処理を行わずに使用可能なのが特徴との

事です。

「スターフライヤー」がPRに関わっており、その事も有ってららぽーと

~福岡空港間専用で使われています。

今回は実験的な運行との事で、6月1日から11月30日までの予定となって

います。

(三枚目)

後面もラッピングされており、大きく「次世代バイオ燃料で

走ってます」と書かれています。

てんぷら油の廃油などを使用したバイオディーゼル燃料をバスに

使う取り組みは全国各地で以前から行われており、福岡では北九州

市営バスでも行われています。昔は86年辺りの超古参の西工ボディ

車だったと思いますが、今は新マスクのエアロスターワンステになった

様です。

 

西鉄バスの福岡地区では他にも既存のディーゼルエンジン車(西工RA

ワンステ)2台を電気バスに改造して運行を開始したばかりで、環境

対策に積極的に取り組んでいる事が窺えます。

 

・車番 2922 ナンバー 福岡200か30-55 年式 2015

 所属 竹下 形式 いすゞQPG-LV234N3  大型スロープ付

 ノンステップ車 前グライドスライド中引戸 黒サッシ逆T字窓 

 LED表示器 スマートループ色 ラッピング車

 バイオディーゼル燃料使用車

 

以上です。

 

参考HP   西日本鉄道グループプレス発表(2023.5.24)