撮影日   2022.9.10

撮影場所  西鉄バス二日市 西鉄五条駅バス停

      (4・5枚目は西鉄二日市東口)

 

以前以下の記事(2018.12.27)でも紹介しましたが、西鉄

グループで今でも残存する日デRN系小型ワンステップ車の

紹介です。

西鉄バス二日市 5711号車(再掲)と星ヶ丘線出入庫運用 |

 303-101のブログ (ameblo.jp)

 

(一枚目)

・西鉄二日市東口~太宰府高校入口~西鉄五条駅間の

「星ヶ丘線」運用で使われていた5711号車です。

 

2002年式のKK規制車で、小型リーフサス・スロープ付き

ワンステップ車です。西工96MC B-Ⅰボディで前中折戸、

この時期の西鉄バスらしくT字窓です。

行先表示器はLED改造されています。

塗色は「赤バス」色です。

ベビーカーマークは貼られていません。

 

西鉄グループではコミュニティバス以外の小型路線車は

少数派ですが、この「星ヶ丘線」では狭くアップダウンの

激しい住宅街を走る路線環境の為、小型車限定(太宰府高校

までの区間便は中型車も運用)となっています。

住宅街な上に高校の通学需要も有って小型車ながら収容力の

有る車両が求められ、かつてはいすゞMR系(ジャーニーQ)や

三菱MJ系(エアロミディ)といった2ドアツーステの小型車が

西鉄では珍しく純正ボディで導入され、後にワンステのRN系や

リフト付きツーステの日野RX系(リエッセ)が導入されました。

 

西鉄の小型車はローカル線向けのローザや近年増えてきた

ポンチョの方が台数上は主力ですが、それらの車両では

収容力や路線環境で不向きなのでしょうか。

又、西鉄の路線バスで系統番号が設定されていない路線は

珍しく、末端のローカル線や区間系統くらいです。

数年前に無番で有名だった西鉄柳川~佐賀駅間や羽犬塚駅~

大野島農協前間など長距離の無番路線に系統番号が設定され

無番の路線は減少しましたが、「星ヶ丘線」は30年以上

無番のままです。

(二枚目)

・側面です。

 

「チョロQ」と呼ばれるような小柄な車体なのが分かります。

白く塗られた側面行先表示器周りは幕式だった頃の名残で、窓枠が

茶色なのも「赤バス」らしい特徴です。

後部行先表示器は同時期の大・中型車と違い上寄せ設置で、ブレーキ

ランプも小型になっています。

狭隘路線を走りますがバックアイカメラは有りません。

 

西鉄グループのRN系は1997年から2003年迄導入され、恐らくKC規制

10台・KK規制5台の導入でした。全車西工ボディでの導入で、西工

ボディのお膝元ながらこの台数なのは多いと言えるのか分かりませんが、

西工ボディの小型ワンステとして唯一の存在で、西鉄の小型ワンステも

この形式だけです。

太宰府市コミュニティバス「まほろば号」向けの車両が多く、太宰府・

二日市周辺に集まっています。

(三枚目)

・車内です。

 

「赤バス」らしくクリーム色で砂模様の化粧板に茶色い床で運賃

表示器は液晶式になっています。

車内は1人掛けローバックシート主体です。

座席は今ではほぼ見かけなくなった青レザーカバーの座席(中ドア前

優先席は赤いレザーカバー)です。座面は特徴的で、灰色の波模様で

「赤バス」では大変少数派の座席でした。

※リンク記事に写真が有ります。

座席の間隔は流石に狭いです。

 

西鉄二日市~五条間は西鉄太宰府線では1駅ですが、「星ヶ丘線」は

住宅地を回っていくので時間が大分掛かります。途中一部片側3車線の

バイパスを走ったり、狭隘区間ではバスの経路が一方通行になっていて

バス向けの経路案内が有ったりと面白い路線です。

乗車時は他にも乗り通した人がいました。

(四枚目)

・二日市駅の東口ロータリーで停車中の5711と、同型5318です。

「星ヶ丘線」は他にBDG規制のリエッセツーステ(「スマートループ色」)

の8006・8007・8503も使われています。リエッセも西鉄では少数です。

 

5318は元「まほろば号」開業時に導入された車両で、製造から20年後の

2018年に「星ヶ丘線」向けに転用されました。「まほろば号」から一般

路線に転用された唯一の例です。その際「スマートループ色」に変更され

ましたが、その頃福岡地区では「赤バス色」→「スマートループ色」への

変更は既に行われなくなっており、98年式KC規制車に実施したと相まって

かなり珍しい例でした。

 

尚、北九州地区の経年車が一掃された今、1998年式の5318は西鉄グループ

一般路線車の最古参で、同時に中・小型車最古参車でも有ります。

西鉄バスの中・小型車は大型車より廃車が早い場合が多いですが、5318は

異例の24年目に突入しています。5711も既に20年目ですが。

(五枚目)

こうして見ると2台は同型ながら塗色の他に窓の形状(5318は逆T字窓)や

側面最後部窓横のルーバーの形状が違うのが分かります。

 

西鉄ではかなり希少になったRN系ですが、「星ヶ丘線」では比較的乗車出来る

可能性が高いと言えます。

既に20年目を迎えつつもこれらの車両が使われている所を見ると、ポンチョや

ローザでの置換は難しそうです。今後は「まほろば号」でまだ残存するRN系

(先日5713の現役を目撃)やリエッセを転用するかも知れません。他社中古の

可能性もあり得そうです。

 

:車番 5711 ナンバー 福岡200 か528 所属 原 年式 2002 

 形式 日産ディーゼルKK‐RN252CSN 小型リーフサス・スロープ付

 ワンステップ車 前中折戸 黒サッシT字窓 LED改造車 赤バス色

 

:車番 5318 ナンバー 福岡22 か60-18 所属 原 年式 1998 

 形式 日産ディーゼルKC‐RN210CSN 小型リーフサス・スロープ付

 ワンステップ車 前中折戸 黒サッシ逆T字窓 LED改造車 

 スマートループ色 「まほろば号」転用車

 

 

以上です。