撮影日   2022.4.21

撮影場所  各写真に記載

 

いよいよ明日4月25日に九州初出店の大型商業施設、三井

ショッピングパーク「ららぽーと福岡」がグランドオープン

します。

それに合わせ、西鉄バスでは4月18日にダイヤ改正を実施

しました。

内容は、

天神・博多駅~ららぽーと・雑餉隈間(44・45番)

→既存便に加え、44番 ららぽーと発着便を設定、7分

間隔で運行

竹下~ららぽーと(直行)

→新設、15分間隔で運行

西鉄大橋駅~ららぽーと(直行)

→新設、15分~20分間隔で運行

福岡空港国内線・国際線~ららぽーと(直行)

→新設、30分間隔で運行

となっており、ららぽーとにバスターミナルが設置されました。

同時にニモカや、LINEを使ったキャンペーンも実施されます。

 

又既にプレオープンが行われており、先日訪問しました。

※極力人込みを避けて行動しています。

 

(一枚目)

西鉄大橋駅をバックに、直行 大橋駅行き1347号車です。

2019年式のいすゞ新型エルガ 大型スロープ付きノンステップ車です。

後述する様にららぽーとの近くには竹下営業所が有るのでそこが担当

かと思いましたが、那珂川営業所所属でした。

竹下運用も有る様です。

 

・車番 1347 ナンバー 福岡200か41-90 年式 2019 所属 那珂川

 形式 いすゞ2TG-LV290Q2  大型スロープ付ノンステップ車 

 LED表示器 15NS仕様 スマートループ色

(二枚目)

西鉄大橋駅バス停です。案内が新設されています。

 

ここは福岡市内南部の拠点で、南区・那珂川市方面からの利用客に加え、

特急以下全列車が停車する為西鉄天神大牟田線沿線からの利用も見込んで

いると思われます。

(三枚目)

・時刻表です。各曜日一番右端がららぽーと行きです。

尚4月18日から5月8日迄と、5月9日から29日迄(土日のみ)は臨時便が

増発されます。

(四枚目)

・経路は5番 西鉄大橋駅~高木一丁目~板付七丁目間と途中迄同一で、

弓田交差点で左折し那珂五丁目バス停に停車し、ららぽーと(バス

ターミナル)終点です。

途中那珂五丁目以外は停車しません。

那珂五丁目バス停で降車しました。

(五枚目)

那珂五丁目バス停です。

ここは筑紫通りに面し、44・45番が経由していますが今回「ららぽーと

福岡」最寄りバス停となりました。車内でも案内が有りました。

 

元は青果市場前と名乗っていましたが、青果市場が東区のアイランドシティに

移転し(ベジフルスタジアムと副称が付いた)、那珂五丁目と改名しました。

2020年3月に雑餉隈営業所が廃止され竹下営業所が新設されると、その出入庫

の為那珂五丁目行きが新設されました。

到着後は上でも書いた様に弓田交差点を右折し、少し先で右折して竹下営業所に

入庫していました。他にも41番でも板付発着便が新設され、板付交差点から

右折して弓田交差点を経由して同じルートで入庫しています。

今回ららぽーと発着便の設定により那珂五丁目始終着便は廃止されました。

(六枚目)

ここが三井ショッピングパーク「ららぽーと福岡」の正面です。

福岡市近郊には他にも大型商業施設が複数展開していますが、

競争が更に激化しそうです。

(七枚目)

ここの目玉は何と言っても「Vガンダム」の模型です。

実際多くの人々が撮影していました。

何でも歴代一の高さで実物大との事で、大変迫力が有りました。

既に地図アプリに出ていたのには笑いましたが。

ところで存在しないのに実物大とはこれ如何に?

(八枚目)

ららぽーとは反対側は鹿児島本線の線路沿いに面しており、

そちら側の出入り口です。列車からも良く見えます。

竹下駅からも歩いて9分程です。

(九枚目)

44番 ららぽーと福岡行きがやって来ました。

4枚目にも写っているディスカウントドラッグ コスモスの店舗の前を

右折し、バスターミナルに入ります。

元々44番は主に天神~博多駅~那珂五丁目~諸岡~南本町~雑餉隈車庫

間の路線ですが、前述の様に那珂五丁目発着便が廃止され代わりに

ららぽーと発着便が多数設定されました。

竹下営業所の出入庫も兼ねていると思われます。

こちらも4月18日から5月8日迄と、5月9日から29日迄(土日のみ)は

博多駅始発で臨時便が増発されます。

 

車両は2016年式の新マスクエアロスターノンステ3053号車でした。

特筆すべきは桧原所属という点で、博多駅~ららぽーと便で新たに

受け持っている様です。

 

・車番 3053 ナンバー 福岡200か35-50 年式 2016 所属 桧原

 形式 三菱QKG-MP38FM  大型スロープ付ノンステップ車 

 LED表示器 スマートループ色

( 十枚目)

上の写真を右折後、敷地内の北側に立派なバスターミナルが新設

されました。

完全屋内設置で、タクシーの乗降場も設置されています。

(十一枚目)

直行 福岡空港国内線南行きが出発して行きました。

途中空港国際線ターミナルのみの停車です。

 

国際線を経由する点は将来に向けインバウンド利用を想定したと

思われます。終点の福岡空港国内線では近隣の志免町や宇美町

方面からのバス路線が発着しており、それらの路線と結節して

福岡市東部方面からの集客を見込んでいると思われます。

こちらも4月18日から5月8日迄と、5月9日から29日迄(土日のみ)は

国際線ターミナル始発で臨時便が増発されます。

 

車両は希少な西工ボディ+いすゞ大型ワンステ2112号車です。

2006年式で「赤バス」仕様で4枚折戸、竹下所属です。

 

・車番 2112 ナンバー 福岡200か13-53 年式 2006 所属 竹下

 形式 いすゞPJ-LV234N1 大型スロープ付ワンステップ車 

 LED表示器 赤バス色

(十二枚目)

福岡市近郊には他にマリノアシティやイオンモール福岡にも

商業施設併設のバスターミナルが有りますが、完全屋内設置なのは

ここだけです。

グランドオープン前ですが既にバス待ちのお客さんが結構いました。

(十三枚目)

個人的に今回の目玉だと思っているのはこの竹下行き直行便です。

行先表示器が綺麗に撮影出来ました。

竹下駅は周囲が狭い為か今まで始終着便は無く、恐らく今回が初設定

かと思います(少なくともここ30年間では)。

 

この2674号車は2012年式のエルガワンステップ車です。純正ボディの

大型ワンステは西工ボディと違って前中引戸ですが、導入期間が短く

少数派です。竹下所属です。

 

・車番 2674 ナンバー 福岡200か24-32 年式 2012 所属 竹下

 形式 いすゞLKG-LV234N3  大型スロープ付ワンステップ車 

 LED表示器 スマートループ色

(十四枚目)

復路は竹下行きに乗車しました(別車両に乗車)。

ららぽーとのバスターミナルを出て左折し、その後鹿児島本線沿いに

走ります。

途中竹下営業所の横を停まりますが、構内のバス停には停車しません。

(十五枚目)

ここは上述の様に2020年3月に雑餉隈の代わりに開設されたまだ

新しい営業所です。「ららぽーと福岡」の裏側ですぐの場所に開設

されており、ららぽーとへの輸送手段の拠点としてここが選ばれた

のかも知れません。

 

開設に伴い46番 博多ふ頭~天神~博多駅~竹下~五十川~

井尻六ツ角~雑餉隈車庫間等に新たに竹下営業所発着が設定されました。

同系統は近くですが今改正でもららぽーとには乗り入れません。

(十六枚目)

終点、竹下バス停です。

竹下駅のすぐ近くに設置されています。

乗換には便利ですが、目の前の県道は余り広くないので渋滞しそうです。

(十七枚目)

反対側はららぽーと方面の乗り場です。

本数が多数設定されているので力を入れていそうですが、バス停には全く

案内が有りません。

唯一隣のバス停の表示にららぽーと福岡が追加されている程度です。

尚この表示は毛筆体?で書かれていて西鉄バスのバス停の特徴的なアイテム

です。元々隣のバス停は五十川一丁目しか無かったですが、近年竹下営業所

が追加され、更にららぽーと福岡も追加されました。

(十八枚目)

バス停の系統案内にはきちんと追加されていました。

鹿児島本線からの乗り換えには至極便利(但し快速は停車しない)ですが、

バス停周りの歩道は狭いので注意が必要です。

(十九枚目)

到着後、ららぽーと福岡に向け折り返す9660号車です。

既に幕が変わっていますが、「竹下始発 ららぽーと福岡 直行」

となっておりららぽーと福岡の部分はオレンジ色の地色で強調

されています。これは他のららぽーと福岡発着系統では見かけない

仕様です。

 

車両は2007年式の西工ボディ+日産ディーゼル大型ワンステです。

今でもよく見かける「赤バス」スタイルで、竹下所属です。

 

・車番 9660 ナンバー 福岡200か15-30 年式 2007 所属 竹下

 形式 日産ディーゼルPKG-RA274MAN 大型スロープ付ワンステップ車 

 LED表示器 赤バス色

( 二十枚目)

竹下到着便はその先に進み、竹下2丁目の交差点を右折し更に少し先で左折し

扇町バス停へ向かいます。

ここは17番等が折り返すと共に、福岡発着各社の高速バスが折り返します。

てっきりここで折り返すと思いましたが…。

(二十一枚目)

13枚目に写っていた2674号車です。

扇町の折り返し場には入らず少し先で左折し、再び左折して元の道に戻り、

竹下バス停で再度客扱いをします。実際はラケット状で循環運行している

様なものです。竹下営業所出入庫の場合も有るかも知れませんが。

 

以上ざっくりららぽーと福岡開業に伴う西鉄バスの変更点を記述しました。

暫くは多くの利用が見込まれますが、安全運行で行って欲しいです。

 

以上です。

 

 

参考HP   ららぽーと福岡(公式HP)

      西鉄グループ(公式HP)

      ウイキペディア 関連ページ