撮影日 2021.11.8
撮影場所 昭和バス 九大学研都市駅バス停
先日訪問した九大線の昭和バスの写真です。
新しめのエルガが多い中でいすゞ+富士ボディ車も動いていました。
(一枚目)
・3番 学園通・理系(ウエストゾーン)・九大工学部経由伊都営業所行き
2266号車です。車番は見当たりません。
1998年式のKC規制車で、大型リーフサス・スロープ付きワンステップ車です。
富士重7Eボディを架装しています。
前中4枚折戸で黒サッシ2段窓、LED改造されています。
前回紹介の1903や2759号車と似ていますが、少し長いN尺(10.5m)級で窓の
形状が違い、バンパーも下部が弧を描いたワンステ向けのタイプになっている
のが相違点です。車椅子マークも横浜市営車と違いスロープ板が描かれた
タイプです。
元は新京成バスの車両で、末期は松戸新京成バス所属でした。新京成バスでは
お馴染みのいすゞ+富士ボディの組合せで、同じボディの日デ車と合わせ多数
存在した組合せで各地に移籍しています。
昭和バスには本記事で掲載のワンステが2台と、同形式ながらツーステの「福岡
200か20-40」も移籍しています。又唐津にはエルガミオノンステも移籍しています。
(二枚目)
・側面です。
N尺なので少し長いのが特徴で、二段窓ですがワンステなので大型サイズになって
います。
側面出入口表示は英語・ハングル併記タイプとなっています。
後部はバックアイカメラと乗降中表示器付きですが、横浜市営車の1903より乗降中
表示器が少し長く、後部ナンバープレートの位置が中央に設置されていて車椅子
マークにスロープ板が描かれています。
・ナンバー 福岡200か22-66 年式 1998 所属 伊都?
形式 いすゞKC-LV380N 大型スロープ板付ワンステップ車
富士7Eボディ LED改造車 松戸新京成バス移籍車 路線色
(三枚目)
・待機中の同車です。
左隣はオリジナルのエルガノンステ3147、右隣は最古参の西東京バス移籍ツーステ
1823号車です。
尚ここは九大方面の路線の一部系統が発着する乗り場で、駅前ロータリーのバス乗り場
隣に元々存在した折り返し場に設けられています。
右の建物は待合所兼案内所になっています。
(四枚目)
・同僚の2267号車です。こちらも車番は見当たりません。
1番 産学連携交流センター・周船寺経由で到着しました。
2266と違いは見当たりません。
この写真だとバンパーの下部が上にカーブを描いているのが分かります。
これは7Eボディのワンステ・ノンステ向けの仕様ですが、ワンステでは全ての
車両で採用された訳では無く通常仕様車も存在しました。
(五枚目)
・側面です。
新京成移籍大型車の特徴として、後部方向幕が大型サイズになっています。
元々幕式時代は新京成バス独特の大型サイズだった名残で、新京成時代
LED改造されその際に枠はそのまま通常サイズになりました。
・ナンバー 福岡200か22-67 年式 1998 所属 伊都?
形式 いすゞKC-LV380N 大型スロープ板付ワンステップ車
富士7Eボディ LED改造車 松戸新京成バス移籍車 路線色
(六枚目)
・こちらは2266号車の車内です。
壁は窓上クリーム、窓下グレーに塗り分けられています。床は緑のマーブル模様で
中ドア後部はスロープ状になっています。
運賃表示器は液晶式です。
手すりは黒いゴムが巻かれていますが、一部は黄色です。
座席はローバックシートで、前中ドア間は1人掛け(中ドア対向部は車椅子対応
折り畳み席)、中ドア後部は2人掛けです。
モケットは青緑色で、中ドア前は優先席でグレーです。
以上です。