撮影日   2021.9.14 ※4・5枚目2023.8.2撮影 

撮影場所  北九州市交通局 小倉駅北口バス停

      ※2023.9.25 4・5枚目追加

 

まさか北九州市営バスに導入された日野ブルーリボンⅡです。

 

(一枚目)

・10番 青葉台・高須経由折尾駅行き0503号車です。

鹿児島本線や北九州線代行バスと同じ区間ですが、経路は全く違います。

乗り通す人はいるのでしょうか。

何気に都市高速を通りますが、前事業者時代では経験した事が無かったのでは

ないでしょうか。

 

2005年式のPJ規制の日野大型車で、スロープ付きノンステップ車です。

前グライドスライド・中引戸で黒サッシ逆T字窓です。

行先表示器はLEDです。

ブルーリボンⅡでも初期型の為前照灯は4灯タイプとなっており、いすゞエルガと

見た目の区別は付きません。

車番は都営時代の新製年に因んでおり、希望ナンバーと合わせてあります。

 

元は東京都交通局からの移籍車で、旧車番はN287だった由です。

2020年夏頃除籍されたそうで、冬頃には入籍した模様です。

都バス中古車らしく屋根上に箱型通風器が設置されています。

塗色は広告ラッピングされていますが、下地は何色なのでしょうか。

通風器やクーラーがクリーム系なので、都営時代のままな気がします。

※北九州市営バスの新塗色車は屋根上も車体色の緑で塗装。

(二枚目)

・側面です。ブレ気味ですが。

移籍に当たって窓にフィルムを貼ったり横引きカーテンの設置は行ってない様です。

モケットは元の「みんくる柄」のままで、行先表示器の位置も元のままです。

移籍時に殆ど手は加えられてない様です。

 

北九州市営バスの移籍車は少なく、路線車は全て都営バス中古車だけです。

最初は2003年に「急行ひびきの」用として日デU-UA系ツーステが2台移籍しました。

オリジナルでも在籍する富士7Eの4枚折戸車ながら短尺・リーフサス・銀サッシ2段窓で

大きく仕様が違いました。移籍時に側面行先表示器移設や窓のフィルム貼り付け、

屋根上通風器撤去が行われました。終始黄色の専用色でしたが廃車済みです。

 

続いて2020年に日野KL-HR系中型ノンステが1台移籍しました。同局では希少な日野車で、

且つ1993年に纏まって入ったJPワンステ以来の中型ロング車でノンステは初導入です。

2003年式のL代車だったので固定窓なのが特徴です。

続いて2020年末にこの車ともう一台、0504が移籍しいずれもブルーリボンⅡです。

無論ブルーリボンⅡ初導入です。

これらノンステの移籍車は全て広告ラッピング車の為、北九州市営バスの都バス移籍車で

オリジナル塗色の車両はいません。

ところで2005年の新製車は無く、他に移籍車もいない様なので、0501と0502が空番?になって

いるのが気になります。

(三枚目)

・後面です。

バックアイカメラと乗降中表示器付きです。

黄色一色なので目立ちます。

 

日デと三菱車だらけだった北九州市営バスに入った日野車なのでインパクトが

有ります。オリジナル車では2017年に突如導入された新型ブルーリボンノンステ

(ハローキティラッピング車)が1台だけ存在する他、上記都バス移籍車が3台該当

するので日野路線車は合計4台だけです。

隣の西鉄バスでも、元は北九州地区は日野車がいないエリアでしたが近年は大分

増えています。しかし西鉄には4灯タイプのブルーリボンⅡやHR系はいないので、

やはり北九州全体でも異彩を放っています。

 

・車番 0503 ナンバー 北九州230あ503 年式 2005 所属 若松 

 形式 日野PJ-KV234L1  大型スロープ付きノンステップ車 LED表示器

 希望ナンバー車 広告ラッピング車 東京都交通局移籍車

(四・五枚目)※2023.9.25追加

・先日撮影した同車です。

2年前と変わっていない様で、ラッピングの内容も同じ様です。

尚これ以降市バスには都営から日野ブルーリボンⅡのノンステが

大量に入っており、同局のノンステでは一台勢力になりました。

 

 

以上です。

 

参考HP  都営バス資料館