撮影日 2020.2.2( 2018.2.24)
撮影場所 松浦鉄道西九州線 佐世保駅
松浦鉄道一台もののMRー500形です。
(一枚目)
・佐世保駅停車中のMR-501です。
MR-500形は1999年に新潟鐵工所で1両が製造されたレトロ調気動車です。
18m級2ドア片開ドアの鋼製車体で、それまでの通常の新潟製「NDC」スタイルと
違い「レトロ調」を演出したスタイルとなっています。
塗色もレトロムードの物になっています。
車内はイベントや臨時輸送を考慮し、同社唯一の真空式トイレ付きで座席も
転換クロスシートとなっており、カラオケ付きで新製されました。
エンジンは330S×1基で、ブレーキは従来の車両と同じで自動空気ブレーキを
装備し台車は空気バネ式です。
製造当初は同じく1形式1両のMR-400形と共に唯一の18m級大型車であり、
当初は線内の快速運用やJR直通の「シーサイドライナー」に連結された事も
有りました。
現在の主力、MR-600形は電気指令式ブレーキの為併結出来ませんが、
MR-400形と共に少数派ながら頑張っています。
(二枚目)
・2年前にも同じ場所で撮影していました。
全く違いは無い様に見えます。
製造当初は二重屋根スタイルでしたが現在は撤去され、クーラーが見えています。
よってレトロ感は少なくなりました。
似たスタイルの新潟製レトロ調気動車は三陸鉄道36-600(→R)形やZ形がいる他、
103系シールドビーム改造車等と同じ形状の前照灯はいすみ鉄道のいすみ350形や
キハ20形でも採用されています。
一形式一両ながら個人的に二回も見かけただけでいずれ乗車したいものです。
そして見た事すらないMR-400形も見てみたいです。
以上です。